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□投稿者/ タックスター -(2006/06/26(Mon) 00:51:09)
| 初めまして。 10歳(小4)男子の矯正のことで質問いたします。 3年前に下前歯中央右隣の歯の欠損がわかり 他の永久歯が生えそろう小5ぐらいまで 様子をみるということで、年1回の健診に通っています。 矯正専門歯科医院ではなく、1ヶ月に2日歯科医の所に来る矯正担当の人の診断です。 現在、両隣の永久歯にはさまれた形で欠損の場所の乳歯は残っています。 6月の健診で上前歯中央に隙間があり,下の歯とのかみ合わせガ深くなってきているので (出っ歯傾向である)「就寝時のみに1−2年マウスピースをはめる」と言う矯正を進められました。 第一段階 検査,装置料など含めて30万 第二段階 同額 と言う説明を受けました。 この場合、矯正が必要か、金額は妥当か、欠損との関連はどうか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
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▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■2195 / ResNo.1) |
Re[1]: 子供の矯正について
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□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/06/26(Mon) 17:47:55) http://www.hiruma.or.jp
| このご質問は、お子様の矯正的データがないこともあって明確な回答ができません。したがって、以下は正しい、正しくないということでなく、単なる一矯正医の見解として参考程度にお読みください。 まず、下顎前歯の先天性欠如(先欠)は珍しいことではなく、ことに矯正歯科においてはよく見るケースです。そのうえで、現在その欠損部には乳歯が残存していますが、いずれ脱落しますので、そのときにそのスペースをどうするかということを、いまの時点で考えるのが矯正の治療方針になります。 かりに咬合(咬み合わせ)および歯列(歯の並び)が、先欠以外にはまったく異常がないとすると、本来は矯正の適応ではなく、乳歯が脱落した時点で補綴(ほてつ:義歯)をして終了というのが、歯科の一般的な考え方かと思いますが、大抵は咬合や歯列に矯正的な問題があるため、先欠した隙間を利用しながら矯正することを、矯正医は考えます。 その場合、ヒトの歯の数は上下左右対称ですから、下顎の歯が1本足りない場合は、上2本下1本の歯を抜歯して矯正する方針がよく採られます。これは、あくまでも先欠だから抜歯なのではなく、日本人の不正咬合には抜歯矯正の適応が多いからで、その際に先欠部のスペースを利用して、補綴でなく隙間を無くしてしまうという意味です。 先欠に加えてさらに3本の抜歯は勿体ないと考え、上も1本だけの抜歯など変則的な方法だと、矯正はほとんどうまく行かないと思った方がいいでしょう。また、完全に非抜歯だとすると、先述のとおり最終的には先欠部を補綴する必要があって、人工物が半永久的に口に入ることになります。それを良しとするかしないかは、タックスター さんの価値観も判断上大切な要素になります。 出っ歯傾向があるため<1−2年マウスピースをはめる>という方針は、矯正医のもつテクニックや治療哲学つまり学派の違いで、誰もがそうするわけではありません。私は個人的にはこの方針を快しとしないため、これをまったく用いません。この点は、タックスター さんがその矯正医を全面的に信頼し、お子様の矯正治療を躊躇なく一任するかどうかです。ただし、これをやるかぎり第二段階の治療もやらないと、ほとんど何の意味もありませんから、最後まで矯正をすることを了承したと同義になると考えることです。
費用に関しては、条件(ケース、医院、方針、システム、地域等)によって千差万別ですので、提示されたものが妥当かどうかは何とも言えません。問題はその中にはどこまでが含まれ、その他にはどのような場合に何が幾らかかるかを、確認しておく必要がありそうです。ことに、通いの先生はいつ辞めるか分からない不確定さがありますので、その点の責任の所在も金額と絡めて確認しておくべきかと思います。
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■2200 / ResNo.2) |
Re[2]: 子供の矯正について
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□投稿者/ タックスター -(2006/06/26(Mon) 22:23:01)
| 迅速なお返事ありがとうございました。 子どもの詳細なデータがないところ、詳しく教えていただきありがとうございました。 お話しをきかなければ知らずに、そのまま薦められるまま矯正を始めてしまいそうなところ、大変参考になりました。 矯正の方法,考え方など教えていただいた点をよく考えて 今後の事を決めたいと思います。 ありがとうございました。
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解決済み! |
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