OPひるま歯科 矯正歯科 質問コーナー

医院のページへ 使い方 質問をする 最近の質問 ツリー表示 検索

■ 過去ログを調べ、該当する質問が無い場合には、”質問をする”から投稿してください
■ 問題が解決しましたら、返信記事入力欄の下にある解決済み!BOX をチェックしてください。 ■ 24時間以内に作成された質問は New で表示されます。
■ 24時間以内に更新された質問は UpDate で表示されます。

投稿リスト ( )内の数字はレス数
Nomal右側の奥歯の噛み合わせが甘いことについて(2) | Nomal上下側切歯のあたり方について(1) | Nomal銀歯があっても矯正できますか?(1) | Nomal抜歯箇所について(6) | NomalNO TITLE(1) | Nomal顎変形症と睡眠時無呼吸症候群(1) | Nomal中1 13歳 男子 (1) | Nomal保険適用について(1) | NomalNO TITLE(4) | Nomal歯が動くのか矯正前に知るには(1) | Nomal矯正の失敗と再治療について(4) | Nomal欠損部(7) | Nomal下前歯2本永久歯欠損(6) | Nomal噛み合わせの不具合(6) | Nomal(削除)(1) | Nomal開口訓練について(2) | Nomal咬合高径(2) | NomalNO TITLE(3) | Nomal自費矯正で抜歯してしまった後の外科矯正について(4) | Nomal現在治療中の矯正について(5) | NomalNO TITLE(1) | Nomalリテーナーの痛みについて(5) | Nomal歯根吸収について(3) | Nomal側切歯を抜歯する治療について(5) | NomalNO TITLE(1) | NomalNO TITLE(4) | NomalNO TITLE(1) | NomalNO TITLE(1) | Nomal小児矯正(1) | Nomal顔貌の変化について【ディスキング】(1) | Nomal小児歯科矯正の保険適用について(3) | Nomal歯列の圧下(4) | Nomal抜歯矯正後の外科矯正について(2) | Nomal悩んでいます(4) | Nomalシザーズバイト等の矯正について(2) | Nomal矯正歯科(2) | Nomal再矯正(1) | Nomal上顎前突の矯正方法について(1) | Nomal質問させて下さい。(1) | Nomal非抜歯矯正を経験済み。再矯正を検討中です。(1) | NomalNO TITLE(2) | Nomal治療方針の違いからどこで受けるべきか迷っています(3) | Nomal矯正をするメリットについて(4) | Nomalオフセット(1) | Nomal圧下と歯周ポケットについて(2) | Nomal中高年の額変形症について(6) | Nomal永久歯欠損の矯正について(1) | Nomalロスセットアップについて(2) | NomalNO TITLE(2) | Nomal追加で質問させてください(2) | Nomal矯正治療による心配事(2) | Nomal正中線のずれ(3) | NomalNO TITLE(4) | Nomal矯正治療による心配事(2) | Nomalリテーナーについて(5) | Nomal圧下について(1) | NomalNO TITLE(2) | Nomal矯正による、横顔の変化について(3) | NomalNO TITLE(4) | Nomal顎変形症の外科手術と金属アレルギー (2) | NomalNO TITLE(1) | NomalNO TITLE(4) | NomalNO TITLE(1) | Nomal歯根がでてきています(4) | Nomal部分矯正について(2) | NomalNO TITLE(3) | Nomal(削除)(1) | Nomalご質問(1) | Nomal子供の犬歯の方向(1) | NomalNO TITLE(1) | NomalNO TITLE(5) | Nomal矯正ができるのか?それとも無理なのか?(7) | Nomal上前歯の傾斜がある下顎前突の治療法(1) | Nomal舌房のスペースの確保(1) | NomalNO TITLE(5) | NomalNO TITLE(2) | Nomal抜歯矯正後の唇の違和感(7) | Nomal後下方回転と面長化について(2) | NomalNO TITLE(2) | NomalNO TITLE(3) | Nomal他院で装着した矯正装置の取り外しについて(1) | Nomalセカンドオピニオン 資料の貸し出しについて(1) | Nomal矯正後のガミースマイル(3) | Nomal非抜歯矯正後の風貌の変化について(7) | NomalNO TITLE(7) | NomalNO TITLE(1) | Nomalメタルとセラミックブラケットの違い(4) | Nomal外科矯正について(6) | Nomal術後の顔の悩み(1) | Nomal虫歯が多くて矯正はできるか(1) | Nomal前歯歯軸の傾斜(5) | Nomal矯正の不安(6) | Nomalインプラントアンカーの適応年齢について(4) | Nomal根尖病巣(2) | Nomal急いでいます。(2) | Nomal上顎左二番が一番より長いのはOK?(2) | Nomal輪郭整形後の矯正について(1) | Nomal奥歯1本の不正咬合(6) | Nomal下顎の反時計回りへの回転について(1) | Nomal矯正装置及び矯正と手術について(1) |



■投稿リスト / ▼下のスレッド
■2085 / 親投稿)  なんとなく不安です
□投稿者/ ぴよ -(2006/04/24(Mon) 14:53:51)
    出っ歯で長い間悩んでおり、ついに矯正する一歩を踏み出しました。
    私の場合、犬歯より後ろの歯はかみ合っていて、前歯6本のみが下とかみ合わず、
    突出感があり口も無理をしないと閉じられません。
    出っ歯のことで悩んでいたので、ガミースマイルですが、ガミー自体は矯正歯科医に指摘されるまでは、さほど気にしていませんでした。
    治療としては、矯正のみか、外科手術併用かという話で、手術はこわいので、矯正のみで話は、すすみかけていました。その時は、犬歯の横の歯二本の抜歯のみで、親知らずは、比較的まっすぐはえているので、残す方針でとお話がありました。
    しかし矯正期間短縮と保険適用での費用、手術すると劇的に変わるとの言葉に惹かれ、外科手術併用の術前矯正をはじめています。
    手術は、前歯部歯槽骨切り術の予定です。
    術前矯正は三月に始め、手術は私の都合で八月に受ける予定です。
    術前矯正をはじめて腑に落ちないことがあるので、ぜひ答えていただきたいです。
    ?いきなり親知らずを抜く方針に変わっていた。
     手術になるとぬかなきゃいけないのか?と聞くと「そうです」と先生。
    ?八月手術でも術前矯正は間に合いますか?と聞くと「術後矯正で調節します」と 先生         
    そういうものなんですか?
    先生は忙しそうであまり説明してもらえません。
引用返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■2086 / ResNo.1)  Re[1]: なんとなく不安です
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/24(Mon) 16:22:41)
http://www.hiruma.or.jp
     <腑に落ちないことがあるので、ぜひ答えて>といわれても、当院の患者ではないぴよさんの矯正資料は手元になく、治療に関する具体的な情報が乏しい中ではお答えしようがありません。
     どうやら、手術はWassmund法(ワズモンド法)による上顎前歯部歯槽骨切り術だと思われますが、この手術だとすれば、親知らずの抜歯の是非はあまり関係ありません。ただ、ぴよさんのいわれる親知らずが、どこの親不知なのか(全部なのか、上なのか下だけなのか)が分かりませんが、これらは、基本的には抜歯する歯だと思った方が無難です。
     8月の手術に術前矯正が間に合うかどうかは、まったく分かりません(一般的には間に合わないと思います。)ただ、この手術の場合、どこまで術前矯正が必要か、症例を持っていないので分かりませんが、この先生はおそらく今までに何例も手掛けていて、術後に調整が可能という判断があるのだと思います。実際、あまり好ましい順序ではありませんが、他の手術方法の場合でも、ほとんど術前矯正なしで手術に入ってしまうケースも、ないわけではありません。

     <先生は忙しそうであまり説明してもらえません>ということですが、疑問や不安はキチンと質(ただ)しておかないとトラブルの元です。当方は暇そうに思えるのかもしれませんが、こちらもそれなりに忙しいもので・・・。
引用返信
■2088 / ResNo.2)  Re[2]: なんとなく不安です
□投稿者/ ぴよ -(2006/04/24(Mon) 21:32:49)
    お返事ありがとうございます。
    ぶしつけな質問で申し訳ありませんでした。
    矯正をはじめてから、今までの私と変わるということに、希望と不安が入り混じって、落ち着かない日々を過ごしております。
    先生のおっしゃるとおり、自分の担当医に直接聞くのが一番よいとは思いますが、今は調整のため、一ヶ月に一度の通院なので、次回に行くまでに気になることが、モクモクと出てきて、思わず質問してしまいました。
    ありがとうございました。
解決済み!
引用返信

■投稿リスト / レス投稿表示 → [親投稿-2]



■投稿リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■2071 / 親投稿)  反対咬合について
□投稿者/ るる -(2006/04/22(Sat) 00:14:34)
    はじめまして、こんばんは。現在2才9ヶ月の娘のことで相談します。
    2才の時に歯科検診で反対咬合と指摘されました。先日、矯正歯科に相談に行ったところ、「ムーシールド」による治療を進められました。しかし、娘の年齢がまだ低いので半年後に再診してから治療を開始しましょうと言われました。
    反対咬合は小児のうちに治した方がよいのでしょうか?永久歯がはえてきて治るという事はありますか?
    ひるま矯正歯科では、子供の反対咬合に対してどの様な治療をおこなっていますか?「ムーシールド」による治療をおこなっているのでしょうか?「ムーシールド」に対する先生のご意見もよろしかったら教えてください。また、反対咬合の治療費を教えてください。よろしくお願いいたします。
引用返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■2081 / ResNo.1)  Re[1]: 反対咬合について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/23(Sun) 15:24:20)
http://www.hiruma.or.jp 
     この「質問コーナー」での回答に当たっては、いくつかハッキリした立脚点があり、その一つは非抜歯治療に対する批判、二つ目は裏側(舌側)装置に対する批判、そして三つ目は早期の矯正治療についてです。当院の対応についてのお尋ねは、ある所のインタビューに応じた際の下記引用が参考になるかと思います。以下引用部分。

     『3つ目は主に小児歯科が扱う早期矯正治療に対してです。3歳や5歳の子供の早期発見早期治療というのは、一般的には間違いじゃない。けれども矯正の場合には早く装置を入れれば早く治りますよという誤解をあたえる危険性がある。子供の矯正治療というのは、多くが親不知まで診ますから18歳ぐらいまでということになります。3歳で始めても18歳まで。それを親に言わないで、早く早くと治療を急かす。早期発見は間違いじゃないが、早期治療というのは必ずしも正しくないんです。
     例えば、3歳から治療をして、将来の外科手術を回避できるかといえば、できないんです。僕の場合はこの子は将来外科手術を受けなければ治らないと思えば、はっきりそう言います。ところが、それを言わないで期待を抱かせたまま、小・中・高と学生の青春時代に矯正の装置をずっと入れさせて、18歳ぐらいになってやっぱり治らないから外科手術です、というのが本当に許せない。患者さんはお金と青春をどうやって取り戻せばいいのか。
     前述の榎先生の有名な言葉に「Watchful neglect(注意深い観察下に放置せよ)」というのがあります。つまり僕ら矯正医のすべきことは、検査をして資料は取りますが、「Watchful neglect」でもって、一番いいタイミングで一番いい治療を短い期間でする、ということなんです。』

     以上が引用部分です。現在当院では、未就学児童に動的装置を入れることは皆無のはずです。お嬢様が私の身内の子であったとしたら、現時点で矯正治療(動的処置)はしないでしょう。ということで、ムーシールドという装置は知っていますが、使ったことはなく、今後も使うことはないでしょう。ムーシールドにあえてコメントをといわれれば、使っていても害はないのが安心という所でしょうか。
     治療費についてのお尋ねですが、矯正治療は自費だけに、医院によって費用や支払い方法などすべてマチマチですので、あらかじめ確認しておくことがトラブルを避ける道です。なお、早くから始める分、費用はかさむと考えておいた方が無難です。当院のシステムにつきましては、このHPのトップページから、中段の『子供の矯正ナビゲーター」を最後までお読みください。
     2才9ヶ月の今の時期は、規則正しい食生活と歯磨き習慣を身に付けること、そして身体はもとより、何よりも精神的(心)な健康の育成こそを大事にしたいと思います。
引用返信
■2087 / ResNo.2)  Re[2]: 反対咬合について
□投稿者/ るる -(2006/04/24(Mon) 20:59:56)
    ご回答どうもありがとうございます。
    先生の意見を参考にして、矯正について検討したいと思います。
解決済み!
引用返信

■投稿リスト / レス投稿表示 → [親投稿-2]



■投稿リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■1998 / 親投稿)  非抜歯矯正の弊害・・・・
□投稿者/ みう -(2006/04/05(Wed) 23:34:30)
    こんにちは、初めまして。

    現在、非抜歯にて矯正治療中です。
    元々、叢生だったのですが、担当医は「非抜歯でも可能だ」とおっしゃったため、
    当時は矯正治療についてあまり知らなかった事もあり、気軽にOKしました。

    現在、1年半経過し、歯は並んできましたが、どうも噛み合わせが合わず、
    噛むと初めに前歯全体が当たってしまい、顎を後ろにずらさないと
    奥歯が噛み合いません。
    最近は口を開くと顎の音もし、時々頭が痛いです。
    何度も担当医には噛み合わせが合わないことを訴えましたが、聞いてもらえず、
    「君は神経質過ぎる。心療内科にいったら?」と言われる始末です。
    あまりのショックに呆然としてしまいました。医師との関係も上手く行っているようにもいません。
    医師は強く「もう充分な治療をした」と主張、リテーナーに移行という
    方向になってしまいましたが、私としては納得が行っていません。
    再治療が必要に思うのですが、問題は私がもうすぐ海外に引っ越してしまうことです。
    そのこともあり、リテーナーへの移行にOKしてしまいました。
    このまま泣き寝入り→海外で再治療しか方法は無いのでしょうか。
    患者が納得行っていないのに、医師は治療を終わらせてしまえるのでしょうか。

    どうぞアドバイス宜しくお願い致します。
引用返信

▽[全レス15件(ResNo.11-15 表示)]
■2069 / ResNo.11)  セカンドオピニオン
□投稿者/ みう -(2006/04/21(Fri) 22:04:33)
    2006/04/21(Fri) 22:17:53 編集(投稿者)
    2006/04/21(Fri) 22:10:17 編集(投稿者)

    お返事有難うございました。

    住まいは関東ではないので、日本歯科大学付属病院には行けなかったのですが、
    色々と調べ、歯科大学付属病院、大学病院含め、何軒か矯正歯科でセカンドオピニオンを頂いてきました。

    歯槽骨と歯の状態は、レントゲンでは「歯槽骨にそれなりのダメージが見られるが、許容範囲ではないか。今すぐ抜けてしまうような事はないだろう」とのことでしたが、CTを撮って見て頂いたら、「骨の状態から言うと、これ以上動かすには慎重になった方が(特に前後)良い」とのことでした。
    骨が前後にかなり薄くなってしまっているようです。

    今は現在の担当医と今後について話し合っている状況で、私としては転院して、しばらく日本で再矯正治療を視野に入れて考えています。
    この状況を放置してドイツに行くことは考えられませんので・・・。
    後は現在の担当医からいくら返金して頂けるのかを、両親も交えて、詰めて話し合うことになりそうです。
    転院した場合、やはり初めから検査料・診断料・装置費もかかってしまうようなので(つまり完全なるやり直しです)費用の面はかなりネックです。

    セカンドオリニオンを求めている中で、1軒、非常に親身になって診て頂け、噛み合せについてもきちんと考えてらっしゃる
    ベテランの先生に出会えたので、そちらでお願いしようと考えている次第です。
    育成、更生医療指定機関・顎口腔機能診断施設の指定機関に指定され、30年以上の
    歴史ある医院です(ひるま先生のところと同じく、育成、更生医療指定機関・顎口腔機能診断施設の指定機関&歴史が長い、お父さんと息子さんが一緒に治療されている所です)
    他、何軒かあたって、今回こそ納得のいく治療を受けたいと考えています。
    関東に住んでいたら迷わずひるま先生の所に伺ったのですが・・・残念です。

    矯正治療は本当に慎重に医師を選ばないといけないというのが身にしみて分かりました。

    一つお伺いしたいと思いますが、再矯正ですが、少し時期を空けた方が良いと思われますか?それともこのまま引き続き行っても問題ないのでしょうか。
    「骨が薄くなっているし、歯を左右に行ったり来たりさせると良くない」と
    歯科大学付属病院で言われたのですが、前歯1本でしか噛めない状況を放置するのも
    どうかと思っています。
    その歯科大学付属病院では「保定装置を付けずにしばらくほおっておいてからまた来て下さい」と言われたのですが、大学病院とある矯正歯科では「保定装置をつけないと急激に
    後戻りをして、骨の吸収・再生が追いつかず、歯周病のようになる可能性がある」と
    言われ、一体どちらを信じたら良いのか、悩んでいます。
    保定装置をつけるとこの変な噛み合せで固定されてしまうのも問題ですし・・・。
    先生のお考えをお聞かせ頂けたら嬉しいです。
    実際に見ていないので難しいとは思いますが、参考にさせて頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

    また、セカンドオピニオンなのですが、まだ他何軒か行きたいと考えています。
    私の住む地域(大阪)でひるま先生が推薦できる方を紹介して頂くことは可能でしょうか。
    可能であれば、一度メールさせて頂きたく思います。
    お手数お掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
引用返信
■2075 / ResNo.12)  Re[7]: セカンドオピニオン
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/22(Sat) 14:25:44)
http://www.hiruma.or.jp
     どちらの意見にも一理あって、絶対にこっちとは言い切れないところがあります。実際にどうするかは、再治療を任せる矯正医の判断に委ねるのが一番ですが、そのうえで、「保定装置をつけないと急激に後戻りをして、骨の吸収・再生が追いつかず、歯周病のようになる可能性がある」という意見はどうかな、という気がします。むしろ、みうさんの<この変な噛み合せで固定されてしまうのも問題>と同じ考えです。
     再治療の開始時期については、基本的に歯科大学付属病院のいう「歯を左右に行ったり来たりさせると良くない」という考えに賛成で、後戻りによる(歯肉や歯列の)緊張の緩和軽減と自然治癒力に期待し、歯列の乱れや傾斜が本来の状態に戻り、病理組織的にも、形態的にも落ち着いたところで、改めてスタートするのが生理的には無難、というのが一般的な考え方かと思います。たとえば、動的治療中に歯根吸収が(レントゲン的に)見つかった場合、動的処置をしばらく休んで、歯根の生理的な回復を待ってから改めて動かす、というのが教科書的考えです(その間に吸収した歯根が伸びるのではなく、歯根を吸収する細胞が消える、というのが生理的回復の意味です。)
     ただ、みうさんの矯正的詳細が分かりませんが、<前歯1本でしか噛めない状況>が外傷性咬合になっているとすれば、みうさんの考えは杞憂ではなくなります。ただ、矯正治療という処置の中で、そこまで悪い状態を作り出すものかどうか、という気もします。歯科大学付属病院の判断(意見)は、そこまで診たうえでのものと考えます。
     みうさんの再治療についてはまだ意見がありますが、一点、選択の基準として<育成更生医療指定機関、30年以上の歴史>などは、あまり意味を持ちません。その矯正医の用いるテクニックが何か、所属する矯正研究会がどこかなどでかなりのことが分かります。今後のためにも、決める前にそれを知っておくことは必要なことだと思います。
引用返信
■2080 / ResNo.13)  新たな矯正
□投稿者/ みう -(2006/04/23(Sun) 01:18:33)
    2006/04/23(Sun) 02:31:42 編集(投稿者)

    お忙しい中、何度もお返事を頂いて、言葉では言い表せない程、本当に感謝しています。

    所属する研究会についてですが、聞けば教えて頂けるものなのでしょうか?
    問題としては、聞いても一体どの研究会がどうなのか、ということが私にはまったく
    分からないのですが、出来れば、ひるま先生と同じ様な考え方の方に再治療を
    お願い出来たらと思っているのですが、ひるま先生の所属する研究会について
    お聞きする事は可能でしょうか?
    (出来ればメールでお聞き出来たらと思うのですが、やはりご迷惑でしょうか)

    前歯一本の件ですが、あごを少しずらすと他の前歯にも当たりますが、奥歯は
    まったく当たらない状況です。
    他の先生は交合紙を入れて「凄い・・・どこで噛んでるの?1本しか噛めてないね・・・・」と呆れながら驚いておられました。
    現状を簡単に言うと、上顎が出っ歯、下顎は反っ歯になって、前歯が当たってしまっているようです。
    今はご飯を食べる時にはそろりと噛んで負担をかけないようにしています。

    再治療についてのご意見も有難うございます。
    次に治療をお願いしようと思っている先生は、一応歯が並んでいるこの状態から出来る事なら良い状態に持っていきたいと考えておられるようで、(まだ詳しい検査をしていないので、治療計画についてはなんとも言えないとのことです)、このまま期間をあけず再治療してはどうかと考えておられるようです(私のドイツ行きのことを含めてのお考えだとは思います)。
引用返信
■2083 / ResNo.14)  Re[9]: 新たな矯正
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/23(Sun) 18:22:14)
http://www.hiruma.or.jp 
    2006/04/24(Mon) 07:36:09 編集(投稿者)

     再治療を考えている矯正歯科の情報などの件もありますので、ご要望に応じてメールで応対することにします。みうさんのメールアドレスは、個人情報保護法に基づき、この質問コーナーのコメントのみに使用した後削除いたします。
引用返信
■2084 / ResNo.15)  Re[10]: 新たな矯正
□投稿者/ みう -(2006/04/23(Sun) 21:30:41)
    お返事有難うございます。

    早速メールを送らせて頂きました。
    どうぞ宜しくお願い致します。
解決済み!
引用返信

■投稿リスト / レス投稿表示 → [親投稿-9] [10-15]



■投稿リスト / ▼下のスレッド / ▲上のスレッド
■2061 / 親投稿)  抜歯後の歯茎の穴について
□投稿者/ 質問者 -(2006/04/21(Fri) 01:28:09)
     こんばんは。二週間ほどまえ、矯正のために4本の抜歯をしました。ところがもともと歯の神経を抜いてあった個所だけ抜歯の痕にうまく血が溜まらず、歯茎に深めの穴が空いたままになっています。そのせいか抜歯後の数日間その抜歯個所だけ隣の歯が強く痛み、今も神経が疼くような感覚が残っています。(ちなみに化膿はしておらず、また他の3本の抜歯個所は歯茎の穴が血で塞がり痛みもありません。)

     このままの状態でブラケットやワイヤーを付け歯を動かし始めても問題ないかとても不安に感じております。もしくは歯茎の穴が塞がるように何らかの追加的な治療を事前にしておくべきでしょうか。その場合、どのような処置が必要になるかご教授くだされば幸いです。

     
引用返信

▽[全レス4件(ResNo.1-4 表示)]
■2063 / ResNo.1)  Re[1]: 抜歯後の歯茎の穴について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/21(Fri) 17:56:00)
http://www.hiruma.or.jp 
     このご質問は、口腔外科医が答えるべき内容かと思いますので、正確を期すには、実際に抜歯された先生にご質問されることを条件にコメントします。
     質問者さんのケースで考えられるのは、ドライソケットと呼ばれるトラブルかと思います。通常、抜歯後にできた穴(抜歯窩)には、すぐに血液が充満し血餅となって抜歯窩を塞ぎます。血餅は肉芽組織となり、その中に毛細血管が発達して新生骨が生まれます。新生骨はやがて本来の骨に置き換えられて完全治癒を迎えますが、その間は大体4ヶ月といわれています。
     ドライソケットとは、抜歯窩に血餅ができない状態をいい、血液が供給されないため抜歯窩が治癒しないトラブルで、抜歯後歯槽骨炎、乾性歯槽骨炎あるいは歯槽痛などの病名で呼ばれます。治療は、初期で軽度のものは、抗生物質の軟膏付きガーゼを抜歯窩に詰めたりしますが、時間が経ったり重度の場合は、再掻爬や骨に穴を開けて出血させるような処置が必要になります。
     というのが、口腔外科の経験のない矯正医が、口腔外科の本を読みながら考えた所見ですが、ドライソケットはかなりの痛みを伴うとありますので、あるいは何でもないのかもしれません。ここはやはり、抜歯を担当した先生に尋ねるか、とりあえず矯正の先生に診てもらうかして下さい。
引用返信
■2068 / ResNo.2)  Re[2]: 抜歯後の歯茎の穴について
□投稿者/ 質問者 -(2006/04/21(Fri) 21:43:07)
    2006/04/22(Sat) 00:20:40 編集(投稿者)

     大変参考になります。貴重なご指摘ご助言を誠にあり難く思っております。
     
     ちなみにドライソケットの患者さんがいらした場合、そのままブラケット・ワイヤーを付けて矯正治療を続けても良いとお考えになりますでしょうか。それとも矯正治療をいったん中断し、口腔外科などでドライソケットを完治させてから矯正を再開するべきとお考えでしょうか。

     昨日ご指摘頂いた様にいちど相談をする予定でおりますが、参考までに先生のご見解をお聞かせくださると大変助かります。(ちなみに、ドライソケットの疑いのある個所は下顎第一小臼歯の抜歯あとです。)

     
引用返信
■2074 / ResNo.3)  Re[3]: 抜歯後の歯茎の穴について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/22(Sat) 13:35:53)
http://www.hiruma.or.jp
     仮にドライソケットだとしても、とても大変なことが起きているわけではありませんし、矯正治療を開始したとしても、その部分に直ちに歯が動き出すわけでもありませんので、それはそれとして、すべて予定どおりに進めて問題ないように思います。
引用返信
■2078 / ResNo.4)  Re[4]: 抜歯後の歯茎の穴について
□投稿者/ 質問者 -(2006/04/22(Sat) 15:17:03)
     本当にありがとうございます。自分では何が起こってどのくらい重要なことなのか全く検討もつかなかったので、いくつかの指標を与えていただいて大変助かりました。ご指摘くださったことを参考によく担当医の先生に相談してみたいと思います。ご親切本当にありがとう御座います。
解決済み!
引用返信

■投稿リスト / レス投稿表示 → [親投稿-4]



■投稿リスト / ▲上のスレッド
■2060 / 親投稿)  (削除)
□投稿者/ -(2006/04/19(Wed) 19:35:41)
    この投稿は(投稿者)削除されました
引用返信

▽[全レス4件(ResNo.1-4 表示)]
■2062 / ResNo.1)  Re[1]: 抜歯矯正・審美優先の噛み合わせについて
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/21(Fri) 17:55:03)
http://www.hiruma.or.jp 
     <矯正したいなと思い始めて数年>とありますが、シロさんが<何のために矯正したい>と思うのかが要点で、<口元の前突感が気になり>という点を含めて、心の深層を自分自身でもう一度確認しておく必要がありそうです。
     理想的な治療方法が、インプラントで非抜歯矯正か外科手術の2通りというのは、(理想的といえば最善つまり一つだと思いますので)少し変ですが、そのうえで、その理想的方針とは別の(理想的でない)方針を選択するとすれば、それなりのデメリットとリスクを十分納得して臨まなければいけません。具体的には、シロさんが挙げているいくつかの不安事項が発生することはあり得る、という意味です。
     理解しにくい話だと思いますが、歯科矯正という治療は、数学のように答えがただ一つだけという原理が成り立たない医療である、と思っています。矯正に○×のはっきり出来ない部分があるのは、感情(心)が入り込む余地(アートとも呼べる部分)があるからだと考えています。
     モーツアルトの曲の素晴らしさを、数値で評価はできません。ピカソの絵の良さも数値で表せるものではありません。大学(医局)の研究者たちが、検査や分析という名で数値を振り回すのは、伝達や検証という意味である程度やむを得ないことですが、審美や心の問題を評価する方法がほとんどないことが、その方面での矯正治療のあり方を歪めている、と感じています。
     何をもって理想的な治療方針と言ったか分かりませんが、先の二つの方法は、同じ結果にはなり得ません。シロさんの矯正的詳細が分かりませんが、少なくとも外科矯正という選択肢が提示されているとすれば、最善手はそれというのが、ここでの回答の基本姿勢です。それをふまえて、選択肢の中に<だったらやらない>という考えがあってもいい、と思います。
     タイトルは<抜歯矯正・審美優先の噛み合わせについて>ですが、果たしてこれで回答になったのかどうか。見当違いでしたらご容赦下さい。
引用返信
■2065 / ResNo.2)  Re[2]: 抜歯矯正・審美優先の噛み合わせについて
□投稿者/ シロ -(2006/04/21(Fri) 19:12:03)
    ひるま先生、こんばんは!
    ご回答くださって有難うございます。
    やはり説明の仕方が上手くなかったようで、申し訳ありません☆
    私の診断は下顎前突進、主訴は口元の突出を改善したいというものです。
    前歯の部分が切端咬合といえるくらい同じ位置にあり、歯槽骨が上下とも顎骨から飛び出したような状態、横から見てもキチンと噛み合っていないので、これらが口元を突出させているのでは?と思っていました。
    気になっている下唇をを引っ込めるには、下顎を下げたほうが綺麗に治まるようなのですが(骨ごと移動できるので)、顎の長さが気になりつつもこれは個性と割り切り、口元だけの後退を望んでおります。
    説明文での理想的な方法というのは、両方とも術後奥歯の噛み合わせがきっちりしている(1歯対2歯)非抜歯でできる(インプラント)骨格が下顎前突進でなくなる(手術併用)ということで書きました。
    手術は先生によって、このくらいなら手術は普通しない、という方と、手術したほうが望んでいる形に近づけるだろうという方と両方いらっしゃり、実際、自分では手術したほうが普通の骨格に近付けると思っておりますが、術前や術後の不安から踏み切れません。
    抜歯矯正では下前歯を4mmくらい角度を変えて移動できるらしいので、この点では前歯のかみ合わせは今より深くなり、Eラインに唇が治まり(これは術後の予想図として見ました)、多少なりとも口元の変化があるだろうと自分では思っているので(先生方は唇の軟組織の関係から、あまり変化しないと思うよ、と仰られておりますが)抜歯矯正でやりたいという希望があります。
    ですが、文章に書いたとおり、現在臼歯がアングル?級?で噛んでいますが、かみ合わせは1歯対2歯になっているので、これを抜歯して噛みあわせを崩す事により(治療完成を見ると、ほとんど1歯対1歯になるような感じになってしまいます)先の質問の歯の機能、顎がもっと長くなる、後戻りしやすいか、ということが気になってきたのです。
    説明不足ですみません・・(--;)

引用返信
■2072 / ResNo.3)  Re[3]: 抜歯矯正・審美優先の噛み合わせについて
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/04/22(Sat) 12:08:37)
http://www.hiruma.or.jp
     改めてお書きいただきましたが、ご質問の主旨は最初の投稿で理解したことと違いないようです。要点は、最初の投稿にある<奥歯は受け口のアングルで噛んでいる>、<前歯は唇側に傾斜、下は舌側に傾斜>という文言で、これは下顎前突症の典型的な形です。つまり、少なくとも矯正医が外科矯正の対象とした下顎前突症を、外科的に治すか、歯牙移動のみの矯正で治すかという、もっともよくある悩みの亜種とでもいえましょうか。
     下の前歯が舌側に傾斜している状態に対して、<抜歯矯正では下前歯を4mmくらい角度を変えて移動できる>というのは、さらに舌側に倒すことを意味し、これは、下顎に対して植立する適切な角度をさらに悪くすることですから、外科でないかぎり仕方のないことなのですが、最善の方法ではないとはいえます。
     結局、回答は同じで、(理想的でない)方針を選択するとすれば、それなりのデメリットとリスクを十分納得して臨まなければいけません。シロさんが挙げているいくつかの不安事項が発生することは、あり得ると考えるべきでしょう。

     蛇足ながら、シロさんのケースに対して<インプラントで非抜歯矯正>という方針は、実験とでも呼びたい考え方で、もしその方法を選択したら、後学のために治療の過程と結果を是非拝見したいものです。
引用返信
■2073 / ResNo.4)  Re[4]: 抜歯矯正・審美優先の噛み合わせについて
□投稿者/ シロ -(2006/04/22(Sat) 12:40:06)
    色々とご回答いただき、有難うございました。


解決済み!
引用返信

■投稿リスト / レス投稿表示 → [親投稿-4]




    [検索フォーム]
      現在ログ内全投稿数/3511 (親/1000 レス/2511) から検索  キーワード/

    [削除/編集フォーム]
      投稿No(半角数字)/ 削除キー/

Pass/

医院のページへ 使い方 質問をする 最近の質問 ツリー表示 検索