OPひるま歯科矯正歯科質問コーナー

20代主婦です。過去ログは私の質問に関連しそうなのはすべて見ました。

口元が突出しています。
口の横のしわが目立って、老けて見られます。
口は力を入れないと閉じないので、ウメボシができている状態です。
そして唇が厚いので、とても口が目立っています。

症例の写真を見ると、私の場合は上下顎前突に近いように思われます。
子供の頃『出っ歯』とからかわれ、自分自身でも出っ歯だと思っていましたが上顎前突（出っ歯）の症例写真とは違います。

中学生の頃に矯正を考えましたが、母に歯茎から出ているので意味無いんじゃない？と言われ、歯科に相談にも行かず諦めました。
美容整形のテレビ番組で私みたいな顔の人が綺麗になっていましたが、美容整形は・・・。

最近外科矯正を知り、とても興味があり毎日色々なＨＰを見ています。

顎変形症と診断されれば、保険適用で外科手術ができるようなことも書いてありますが、明確な基準は無いそうですね。
しかも上下顎前突での外科矯正は珍しいそうですね。

また手術のボーダーラインとは、顎が何ｃｍ出でいるかと言う事ですか？

いかに自分が外科手術をしたいか、綺麗な横顔になりたいかを矯正医に訴えれば良いのでしょうか？
噛み合わせが悪くないと無理なのでしょうか？私の噛み合せは悪くないようです。

私が外科矯正にこだわる理由は、
保険が適用される。
手術後のＥラインがとてもきれいになっている。（症例写真やＢＢＳ等に貼り付けてある画像を見ました）
もちろん全身麻酔、入院、後遺症などのリスク・デメリットがあることは分かっています。

矯正だけでも綺麗なＥラインになれるのでしょうか？私は歯並びよりも、口元の突出を治したいのです。

相談に行った矯正歯科で見せていただいた症例写真では、その歯科で矯正をしても私の求めるＥラインにはなれそうもありませんでした。

顎と唇の厚さは関係があるのですか？
色々なＨＰや書き込みを見ていると、口元が出ていて唇が厚いという方がけっこういたのですが、たまたまでしょうか？

私の口がどのようなのか分からない上に
支離滅裂で何が聞きたいのか良く分からない文章ですが、よろしくお願いします。

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▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]

■1574 / ResNo.1)

　Re[1]: 綺麗なＥラインになりたい

□投稿者/ 晝間＠ひるま矯正歯科 -(2005/09/06(Tue) 15:15:31)
http://www.hiruma.or.jp

　上下顎前突はその定義が曖昧で、（見ていませんがお猿の河童さんのように）口元が突出しているものを総称して、上下顎前突と呼ぶのが矯正臨床上の通例です。また、前歯の状態が出っ歯になっていなくても、レントゲン（セファロ、頭部X線規格写真）上、骨格的に上顎前突の関係にあるものは少なくなく、おそらくお猿の河童さんは骨格的な上顎前突で、顔貌上から上下顎前突といえるケースかと推測します。
　上下顎前突での外科矯正は珍しいというより、その病名ではあまり多くないというのが正しいと思いますが、上記のように、骨格的な上顎前突者の多くは上下顎前突様顔貌をしていますので、審美性のより良い改善のために外科矯正を選択することは珍しくありません。つまり、上下顎前突様顔貌の改善のために外科矯正を選択しても、その際の病名はほとんど上下顎前突ではなく、上顎前突になっていることもあって、上下顎前突での外科矯正は少ない、といえる（という、あまり深い意味のない話です）。
　手術のボーダーラインとは、顎が何ｃｍ出でいるかと言うことではなく、大きな声ではいえませんが、まさに＜いかに自分が外科手術をしたいか、綺麗な横顔になりたいか＞を矯正医に訴え、外科手術の方がより良い改善が望めると、矯正医が判断するかどうかで決まります。その際、現在の咬み合わせの良し悪しは関係ありません。
　外科矯正がいいか通常の歯科矯正でいいかは、条件次第です。この点については（下顎前突のケースですが）下記の回答をお読みください。
http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=1568&type=0&space=0

　唇の厚さは口元の改善に影響します。お猿の河童さんの唇については、もちろん見ていないので分かりませんが、厚ぼったい唇は、それだけで突出感があるうえに、（唇の内側にある）歯の後退量そのままには後退しにくいのが厄介なところです。それでも、唇は筋肉ですから、折りを見て唇の筋肉トレーニングをするといいかもしれません（この筋トレについての説明は省略）。
　Eラインは、患者さんにも分かりやすい計測線で、それなりの意味はありますが、その基準に当てはまることが、必ずしも軟組織側貌（つまり口元）の好ましい状態を示すものではありません。つまり、美容整形で鼻を高くし、オトガイを豊隆術で豊かにすれば、突出した形の悪い口元でもEラインの基準内に入ってしまいます。
　顎に出る通称ウメボシは、オトガイ部の筋肉の異常な緊張で、その緊張は、口唇を閉じようとすると届かないため、肉（軟組織）が引っ張られて起こる現象です。その＜届かない＞状態を＜硬組織と軟組織の不調和＞といいますが、その主たる原因は、歯が突出していて唇を閉じる距離が長くなるからです。それをスンナリ届かせる（調和させる）ためには、硬組織の一つである歯をできるだけ後退させて、唇を閉じるための距離を短くすることです。その方法が、外科がいいか歯科矯正だけでどこまでできるかを、資料の分析から判断します。
　調和のとれた好ましい口元とは、（専門的な言い回しですが）下唇からオトガイに至る軟組織が異常な緊張を伴わず、その下部構造である硬組織（つまり骨）をほぼ均等に覆って、硬組織の外形をそのまま軟組織に反映している状態です。そのうえで、Eラインの基準内に入ってはじめて、調和のとれた美しい口元ということができます。
　お猿の河童さんが＜調和のとれた美しい口元＞を獲得することができるかどうかは、一（いつ）に、この審美感を理解しその技術力を持った矯正医に出会うことができるかどうか、に掛かっています。間違っても非抜歯治療を謳う矯正医に掛かってはいけません。理由は、すでに上記の説明でご理解いただけていると思いますが。

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■1579 / ResNo.2)

　Re[2]: 綺麗なＥラインになりたい

□投稿者/ お猿の河童 -(2005/09/07(Wed) 01:04:32)

お忙しい中、早々にお返事ありがとうございました。
とても参考になりました。

今度相談する矯正歯科では、一番に歯並びよりも口元の突出を治したいことをアピールしようと思います。

>この審美感を理解しその技術力を持った矯正医に出会うことができるかどうか

本当にそうですね。田舎なので矯正専門の歯科が少ない上、顎口腔機能診断施設指定機関の病院はさらに少ないので心配ですが・・・

良い先生に出会えることを祈って、長年のコンプレックスを解消できるように頑張ろうと思います。

本当にありがとうございました。

解決済み!

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■1575 / 親投稿)

　（削除）

□投稿者/ -(2005/09/06(Tue) 16:42:41)

この記事は削除されました

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■1568 / 親投稿)

　顎変形症の治療か、歯科矯正のみか迷っています

□投稿者/ 迷い中 -(2005/09/04(Sun) 01:34:56)

お世話になります。

現在、顎変形症の治療か、歯科矯正のみの治療か迷っております。と申しますのは、大学病院２箇所に相談したのですが、わたくしの場合、手術を行ったほうがいいか否かの中間くらい（歯科矯正のみか、顎変形症の治療か）なので、あとは自分の意思を優先すると言われました。保険適用を受けたいのであれば、最初から顎変形症の治療を前提に進めるということも説明されました。

悩みの優先順位から申しますと、
１．顔貌（若干ですが、横顔で下あごの方が出ている点）
２．１と同じくらいですが、かみ合わせ（奥歯でうまくかめません）
３．耳の下も痛くなり、音（パキパキいう）が気になる
の３点があります。

現在、完全な下顎前突ではなく、上下同じくらいのかみ合わせです。

歯科矯正だけでは、顔貌はほぼ変わらないといわれましたが、
調べてみたところ、手術を行わず歯科矯正だけで変化する場合があるとのことでした。

手術をせず、歯科矯正だけで顎変形症の治療後と同じような効果が得られる場合はあるのでしょうか？（特に顔貌）

顎変形症の治療であれば、保険適用といった金銭的なメリットや、このサイトにありましたメリットがあることはわかるのですが、やはり手術を伴うという部分がひっかかります。できれば手術をせず、自分の要望がすべてかなえばいいのですが、そんな方法はあるのでしょうか？

お忙しいところ恐縮ですが、教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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■1570 / ResNo.1)

　Re[1]: 顎変形症の治療か、歯科矯正のみか迷っています

□投稿者/ 晝間＠ひるま矯正歯科 -(2005/09/04(Sun) 18:22:57)
http://www.hiruma.or.jp　

　外科矯正の成否は、術前術後の矯正のあり方は当然として、執刀する（口腔あるいは形成）外科医の“腕”次第で大きく違う、というのが経験からの見解です。その見地から当院では、外科手術（矯正）か歯科矯正のみかのボーダーラインケースは、原則的に外科矯正の方を勧めており、その結果については、ほとんどすべてのケースで患者側、矯正医側双方に満足な結果を得ています。
　＜完全な下顎前突ではなく上下同じくらい＞という咬み合せは、切端咬合という呼ばれ方をしますが、大臼歯関係や骨格型がIII級（下記URLを参照）のケースは下顎前突と同義語で、咬み合せの浅い分、治療はむずかしいのが大半です。
http://plus.e-kyousei.tv/
このサイトより、コンテンツ「歯科知識」の５）、説明はありませんがその６）の写真

　迷い中さんの悩み3点の解決は、外科矯正でなければまず納得のいく治療結果は得られないと考えます。ただし、外科矯正手術の経験が豊富で、造詣の深い外科医が担当することが条件です。また、手術をせず、歯科矯正だけで顎変形症の治療後と同じような効果が得られる場合（特に顔貌）は、＜ほとんどない＞と言い切っておきます。質問コーナーに寄せられる悩みがそれを物語っています。
　結論として、迷い中さんが当院の患者さんであれば、外科矯正を勧めますが、誰が手術を担当するか分からない状況では、責任を持って＜どちらが良い＞と回答するのは無理です。

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■1572 / ResNo.2)

　Re[2]: 顎変形症の治療か、歯科矯正のみか迷っています

□投稿者/ 迷い中 -(2005/09/04(Sun) 23:14:58)

お忙しい中、早々にお返事をいただきましてありがとうございます。
よくわかりました。

自分が納得する先生に、納得する形で治療をしていただけるよう、さらに調べて慎重に行いたいと思います。

解決済み!

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■1569 / 親投稿)

　矯正と顔の変化について教えてください

□投稿者/ まりえ -(2005/09/04(Sun) 01:47:34)

　はじめまして。現在高校三年生です。私自身は歯並びはよいと思うのですが気になることがあります。友人が数ヶ月前に矯正を始めたのですが、なぜかびっくりするくらい小顔になったのです。その友人も矯正前から歯並びはとてもよくなぜ矯正を始めたのかわからないのですが、矯正を始めてから頬の肉がとれて顎がとてもすっきりしたのです。矯正をすることでそんなに見違えるほど小顔になることってあるのでしょうか。もしそうなら私も頬の肉がすごく気になるので考えているのですが・・・・。もしかしたら素人にはわからないところで問題があるのかもしれないですし・・・。友人はかみ合わせに問題があって深いかみ合わせを浅くしている・・・という風に話していました。全く出っ歯ではないと思いますが・・・。よろしくお願いします。

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■1571 / ResNo.1)

　Re[1]: 矯正と顔の変化について教えてください

□投稿者/ 晝間＠ひるま矯正歯科 -(2005/09/04(Sun) 18:45:35)
http://www.hiruma.or.jp　

　矯正治療は美容整形などではなく、正しくない歯ならびや咬み合せを改善し、加えて口元（あるいは横顔などの顔貌）をより審美的にする医療ですから、お友達はまりえさんには解らない矯正的問題があって、矯正治療を受けているのです。まりえさんが見て、お友達の歯ならびは良いと思うという歯ならびは、上下顎前突という不正咬合なのかも知れません。
　矯正治療による審美性の改善は、日本人の場合はほとんど突き出た口元を引っ込めることにありますので、お友達には、矯正治療の進行とともにその効果が目に見えて現れてきた、ということだと思います。口元が後退すると、印象は小顔になります。新潟大学のＨＰから無断で引用させていただきますが、下記URLのコンテンツ「ブロードバンドCAPIS」から、第二期の治療の＜上下顎前突＞をクリックしてください。歯ならびの変化とともに口元が後退し、調和のとれた小顔になっていくのが動画で分かります。
http://www.dent.niigata-u.ac.jp/ortho/hp/ortho.hpinfo.html

　まりえさんの顔立ちが、矯正歯科的問題によるものかどうかは分かりませんが、一度矯正歯科専門医院で見てもらってはいかがですか。お友達にでも相談して、一度一緒に行ってみてはどうでしょう。

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■1565 / 親投稿)

　オトガイ形成について

□投稿者/ てるゆき -(2005/09/02(Fri) 19:19:25)

東京に出てくる前に、実家に方で顎関節症？といわれ外科手術をして、今も矯正をしているのですが、下顎が後退しています。今行ってる所は実家で通っていたとこの紹介で行っているのですが、あまりちゃんとした説明がなされないままで、なかなか治療が進まず、一体どれくらいかかるのか不安です。

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■1567 / ResNo.1)

　Re[1]: オトガイ形成について

□投稿者/ 晝間＠ひるま矯正歯科 -(2005/09/03(Sat) 10:50:40)
http://www.hiruma.or.jp

　顎関節症？は、顎変形症のことかと思います。今も矯正中ということは術後矯正中で、下顎がまだ後退しているということは、下顎後退型の上顎前突症（顎変形症）で、下顎のアドバンス（前方移動）手術をした、ということと解釈します。
　そのうえで、＜一体どれくらいかかるのか不安＞というお気持ちは理解しますが、これは担当の先生に聞いていただく以外、誰もお答えしようがありません。＜ちゃんとした説明がなされないまま＞という先生の態度は問題かもしれませんが、てるゆきさんが質問しないことで了解しているものと、先生は思っているのではないでしょうか。聞きたいことがある旨を受付に伝え、質問の時間をとってもらうにしてください。必ず誠意ある対応があるはずです。
　なお、この投稿内容とタイトル＜オトガイ形成について＞とは、どのような関係があるのでしょうか。

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