| ともこさんのケースは、叢生をともなう開咬で下顎後退型の上顎前突らしいと推測できますが、いかに説明していただいても矯正資料がなければ正確な状況は把握できません。その意味から、<第6の歯を抜かない理由や、第4の歯を抜く理由をおしえて>というお尋ねにはお答えしようがありません。これは担当医に聞くべき内容であり、もとより治療を開始するに当たってキチンと説明されているはずですが、いかがですか。 そのうえで、右上4,5番は健康とありながら、(神経は抜かないで大きな銀の詰め物あり)という注釈からすれば、その4,5番はいわゆる健全歯ではなく、虫歯の治療をしているという6番と同じ<処置歯>です。そうであれば、6番を抜くデメリットより通常どおり4番を抜く方が、治療を進める上でも将来的にもずっと有利です。担当医は、それらのことを総合的に判断して治療方針を決定したはずで、頂いた投稿を読む限りでは順当な抜歯部位だと思います。 4番でなく6番を抜いた方が良いとするともこさんの論拠には、ここでは分からない要因があるのかも知れませんが、この点は納得できるよう資料をもとに担当医に説明を求めることを、改めてお勧めします。<噛み合わせ(オープンバイト)は矯正によって直るのでしょうか?>という質問は答えに窮するのですが、治るものは治るとだけお答えし、この点も担当医に過去の治験例などを見せていただくなど、先生の考えを確認しておかれることをお勧めします。
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