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■3016 / 親投稿)  ホワイトニングのリスクについて
  
□投稿者/ かぐや -(2007/07/01(Sun) 22:37:53)
    またまた質問させてください。(過去ログで調べても、同じような質問が無かった為)

    前回、お話した歯科医で、ホワイトニングもやるつもりだったのですが、迷っています。
    ネットで「ホワイトニング」で検索すると、「歯が溶けやすくなった」などという、デメリットが挙げられています。
    「歯を白くするだけだから、どこでやったって一緒だろ」と思っていたのですが、どうも、そうではないのかもしれないと思うようになりました。

    そこの歯科医では、医者が「患者専用のトレー」を作り、患者が自宅で「アメリカ製のホワイトニング液」を使って、ホワイトニングをするそうです。(もちろん、オフィスホワイトニングという選択肢もあるようです)

    矯正治療をした患者は、ホワイトニングが無料、ということで、勢いでやってしまおうか、とも考えましたが、それも危険かと思い、相談しました。

    危険かもしれないようであれば、ひるま矯正歯科で、ホワイトニングもやっていただきたいと思うのですが、そのあたり、どうでしょうか?
    やはり、ホワイトニングでさえも、いいかげんに、やってしまうと危険ですよね?
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■3018 / ResNo.1)  Re[1]: ホワイトニングのリスクについて
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2007/07/02(Mon) 17:19:42)
http://www.hiruma.or.jp
     まず、ホワイトニングは純粋に審美だけが目的であって、それをやることで虫歯や歯周病の予防になるというものではないことは承知しておいてください。お書きのようにホワイトニングには2通りの方法があって、そのうちのホームホワイトニングはアメリカではかなり昔から行われています。1900年代の半ばにその有効性と安全性が確認されたと言われており、歯磨きペースト並に薬屋やスーパーで材料を売っている程度の手軽さです。
     ホワイトニングのメカニズムは基本的に過酸化水素を利用した漂白で、オフィスホワイトニングでは過酸化水素に光を当てることで活性化させ(フリーラジカル)、不安定な(活性化した)分子に着色物を吸着させて歯を白くするものです。この反応はフリーラジカルによる酸化還元作用ですので、有機性(着色)物質にのみ反応し無機質である歯質には反応しない、つまり何らの影響も与えるものではありません。
     <ホワイトニングで歯が溶けやすくなった>という書き込みは、ホワイトニングのメカニズムを知ればあり得ないことで、その人はホワイトニングを、たとえば酸で歯面を処理しているように誤解されているのかと思います。
     オフィスホワイトニングでは光の照射が必要ですが、熱を発する光は歯(歯髄)に害を及ぼしますので、専用のライトを用いることが絶対条件です。専用のライトは480〜520nmの波長をもつ可視光線ランプで、フィルターによって熱を吸収する仕組みなっているため熱は発しません。
     ホワイトニングで見られる不快事項に、術中の歯の痛みがあります。これは、歯肉保護ダムの不完全や歯質に傷あるいは知覚過敏、咬耗などがあると生じます。また、一度に10段階近い漂白を行なおうとすると歯痛を起こします。これらは術者側が注意することで防げますが、それでもたとえば歯石除去をやった後などにホワイトニングをすると、術後に痛みを訴えることがあります。これらの痛みはいずれも歯に恒久的な害を与えるものではなく、遅くとも数日内に症状は消退します。その当日に痛みが発生した場合は鎮痛剤を処方します。
     結論として、基本的にホワイトニングによる後遺症的な障害は生じ得ないので、危惧するものではありません。
     当院でのホワイトニングにつきましては、下記のページをご覧ください。
    http://www.hiruma.or.jp/html/whitening.htm

     なお、かぐやさんの前回の質問は<済!>になったのでコメントしませんでしたが、不適切な治療のために再治療が必要になるケースですから、本来であれば返金や謝罪があって然るべきだと思いますし、その検討のためにも資料の借出しは必要だと思います。
     かぐやさんは矯正のことはもうスッパリと忘れて、ホワイトニングはただならやってもらおうという考えのようですが、これ以上そこでの歯科的処置はやめて、再治療に係わる交渉をされた方がいいと思うのですが。
引用返信 削除キー/
■3019 / ResNo.2)  Re[2]: ホワイトニングのリスクについて
□投稿者/ かぐや -(2007/07/02(Mon) 18:12:03)
    返信ありがとうございます。
    >これ以上そこでの歯科的処置はやめて
    そうですね、ホワイトニングも、ひるま矯正歯科で、していただこうと思います。

    >返金や謝罪があって然るべき
    実は、一つ、言い忘れていたのですが、前回のご相談で、医者が、「このカイコウを治すのは無理」と発言したと、書き込んだのですが、実際のところは、その発言は、ありませんでした。
    僕が↓の2点から、「この歯科で、カイコウは治らないだろう」という判断をしたというのが真相です(医者は通常、「無理です」というような、自分の力不足を患者に知らせる発言は、しないでしょうから、↓の2点から、僕が「無理だろう」という結論を導き出すのは、それほど、おかしいことでは、ないかと思うのですが、いかかでしょうか)

    ・あれこれ、いろんな器具を、つけてみたが、変化が乏しい、(あるいは、1、2番が閉じても、3,4あたりが開いている、3,4を閉じると、1,2が開く)
    ・担当医が、診察中に、僕のカイコウを見て「どうしようかな・・・」と、明らかに困ったニュアンスの発言している(わりといつも)

    >再治療に係わる交渉
    治療は、今月中にSTOPしていただき、器具も全て、外してもらおうと思うのですが、リテーナーに関しては、どうするべきなのでしょうか?あまり、仕組みが分らないのですが、リテーナーも「ほかのところで、再治療しますので、けっこうです」と断るべきでしょうか。聞いてばかりで、すいませんが。

    >資料の借出しは必要
    これに関しては、絶対に、してもらうつもりです。資料は、きちんと全て、いただきます。
    相談に乗っていただき、ありがとうございます。





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■3021 / ResNo.3)  Re[3]: ホワイトニングのリスクについて
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2007/07/03(Tue) 13:48:48)
http://www.hiruma.or.jp
     「この歯科でカイコウは治らないだろう」と判断したのは間違っていないでしょう。かぐやさんは先生の言動を、患者としての感覚から読み取ったわけですが、先の投稿で解説したように、無理な非抜歯は前突から開咬状態になるのは必定で、メカニズム上なるべくしてなったものは、方針の大きな変換がない限りどうあがいても治せません。
    ・非抜歯治療は最先端。抜かないと治らないというのは古い。遅れている。
    ・値段が安い。最新治療を使えば、安く出来る。
    ・早い。何年もかかるのは、技術が無いからだ。
    と豪語したその矯正歯科医院には、おそらく治らない患者がじわじわ沈殿しているはずで、沈殿した汚泥は堆積し、やがて医院の信用まで埋めていくに違いありません。最新の方法が必ずしも最良の方法ではありません。長い間のEvidenceの積み重ねによってその真価は決まるもので、<非抜歯治療は最先端>を言い換えれば、今<非抜歯治療が流行>しているに過ぎません。結論が出るまでにどれだけの患者を犠牲にするのでしょうか。

     今の治療の是非を問うためには、装置を外してしまうと責任の所在が曖昧になります。できればこのまま装置を外さずに、まず一度、信頼のおける他の矯正医にセカンドオピニオンを受けるのが望ましいあり方です。その意見をもとに交渉に臨んだ方が話がしやすいと思いますが、面倒なことにしたくないとすれば、外して完了も仕方ないでしょう。ただ、リテーナーを装着するということは、不適切な状態にある口の中をそのまま保持することを意味しますので、今の状態から解放し落ち着く所に動けるように、何もつけないのがベターです。
     一点、動的期間中は生体にとっては侵襲行為ですから、リテーナーを付けないことで外見は元に戻っても、歯牙・歯周組織には無理な動的処置の障害(歯根吸収、歯肉退縮、骨吸収など)が出ている可能性があります。そのためにもすべての資料を手元にもらっておくことが重要です。再治療を引き受ける矯正医がその点に慎重なのは、責任が転嫁されることを恐れるからです。
引用返信 削除キー/
■3023 / ResNo.4)  Re[4]: ホワイトニングのリスクについて
□投稿者/ かぐや -(2007/07/03(Tue) 17:19:47)
    ありがとうございます。大変、参考になります。

    >できればこのまま装置を外さずに、まず一度、信頼のおける他の矯正医にセカンドオピニオンを受けるのが望ましいあり方です。

    実は、今年の1月に、治るかどうか不安になり、「大学病院の矯正科」に行き、助教授に診断してもらいました。

    なぜ、その助教授に見てもらうことになったかというと、僕が、歯石除去のためによく行く歯科がありまして、そこの先生に「これ(カイコウ)治るかどうか不安なんですけど、、、どうしたらいいっすかね?」と質問したら「あの大学病院の助教授は、優秀だから、そこ行ってみれば?」(この歯科の矯正は、すべて、その助教授が担当らしいです)と、紹介してもらったから、というわけです。

    どんなことを言われたかというと、

    ・カイコウは、たとえ、閉じることができたとしても、閉じた状態を、維持することが難しい(その技術は、まだ無いとさえ、言ってました)
    ・ここでは、カイコウの場合、奥歯を上下させて、治している(奥歯を変えることによって、結果的に、前のカイコウが治る、というニュアンスでした。)
    ・高い治療代を払っているのだから、きちんと、最後(カイコウが治る)までやってもらうべきだ

    ざっとまとめると、こんな感じでしょうか。

    「八重歯4本を、正しい位置に戻したら、カイコウになってしまった」という経緯を、その医者に、伝えたかどうかは覚えていません。当時は、その八重歯を治した事が、カイコウの原因になったということが分っていませんでしたので・・・。

    その頃は、「なんとなく不安」程度で、「今の治療が適切かどうか、しっかりと聞く」というスタンスではなかったので、あまり、突っ込んだ話(その治療は、間違っている、など)にならなかったのかもしれません。

    >何もつけないのがベターです。
    なにもつけずに、治療を終えたいと思います。

    >そのためにもすべての資料を手元にもらっておくことが重要です。再治療を引き受ける矯正医がその点に慎重なのは、責任が転嫁されることを恐れるからです。

    その辺りを、肝に銘じて、きちんと、すべての資料をもらいたいと思います。
    ありがとうございます。なにからなにまで、教えていただき、感謝しています。
引用返信 削除キー/
■3024 / ResNo.5)  Re[5]: 開咬の正体
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2007/07/03(Tue) 18:35:14)
http://www.hiruma.or.jp
     その助教授は、<かぐやさんはもともと開咬で、それを主訴として今矯正している>と誤解したわけで、その先生の言う開咬に対する考えはその通りですが、間違った治療方針のお陰でこの1、2年の間に生じた、本質的な開咬とは別物の開咬に気づかなかったとしたら、かぐやさんの地域で信頼してセカンドオピニオンを頼める矯正医を探すのは、むずかしいのかもしれません(これ以上はノー・コメントとします)。
引用返信 削除キー/
■3028 / ResNo.6)  Re[6]: 開咬の正体
□投稿者/ かぐや -(2007/07/04(Wed) 17:32:56)
    先日、この歯科医に、電話をかけたところ、助手の女性が出て、

    ・器具を外して欲しいこと(一応、引越しで、通院が困難になるためという理由にしています)
    ・別の歯科医でカイコウを治すので、僕の治療に関わるすべての資料が欲しいこと

    の2点を伝えました。しばらくして、僕に電話をかけなおしてきて、

    ・器具を外すことはOK
    ・資料については、患者の方に、直接渡す事はできず、新しい歯科に複写を郵送することになる

    という2点を、助手の女性から、伝えられました。
    これが、何を意味するのかは、自分には判断ができかねますが、とりあえず、
    ・来週中に装置が取れて、治療は終わる
    ということは、決定しました。当然、リテーナーもつけないですし、ホワイトニングもしません。
    一応、こういった感じになりました。
引用返信 削除キー/
■3051 / ResNo.7)  Re[7]: 開咬の正体
□投稿者/ かぐや -(2007/07/21(Sat) 20:00:13)
    お久しぶりです。

    本日、器具をすべて取り外し、矯正治療は、すべて終了しました。
    「寝てる時につけてください」とリテーナーをいただきましたが、当然、着用はしません。「記念」という認識で、いただいただけです(笑)。

    というわけで、はやいほうがいいですから、なんとしてでも、今年中に、東京での生活を始めたいと思っています。ハードルは、経済的理由だけですので、何とか乗り越えたいと思っています。

    というわけで、相談に乗っていただき、ありがとうございます。おそらく、今年中に、お世話になることが出来ると思いますが、その時は、よろしくおねがいいたします。
解決済み!
引用返信 削除キー/
■3056 / ResNo.8)  Re[8]: 資料を採りなさい
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2007/07/23(Mon) 16:51:21)
http://www.hiruma.or.jp
     <済!>になっていますが、当院に来院するまでこのツリーは空けておきましょう。
     先の回答で以下のように書きました。
    「動的期間中は生体にとっては侵襲行為ですから、リテーナーを付けないことで外見は元に戻っても、歯牙・歯周組織には無理な動的処置の障害(歯根吸収、歯肉退縮、骨吸収など)が出ている可能性があります。そのためにもすべての資料を手元にもらっておくことが重要です。再治療を引き受ける矯正医がその点に慎重なのは、責任が転嫁されることを恐れるからです。」

     かぐやさんは、その歯科医と縁が切れて清々(せいせい)しているかもしれませんが、装置を外したあとの矯正的資料が重要かつ必要なのです。速やかに連絡して資料を採ってもらってください。その資料は、その先生の反省材料でもあるわけですが、それで再検討して次の犠牲者を出さないようになってくれればいいのですが、ともあれこういう結果を出したのはその先生である、という証拠をきちんと採って、確保しておくことが重要なのです。
     その資料は、かぐやさんの当院への来院が来年でも、速やかに送って頂いて結構です。調べた上で、足りない資料の請求など忘れられないうちに処理したいと思うからです。
引用返信 削除キー/
■3059 / ResNo.9)  Re[9]: 資料を採りなさい
□投稿者/ かぐや -(2007/07/23(Mon) 18:05:45)
    ご返信ありがとうございます。

    >速やかに連絡して資料を採ってもらってください。

    先日(今月の初旬頃)、電話で「おそらく、東京で、また矯正治療をやることになるので、必要な書類をすべてください」と私が言ったところ、助手の女性から、

    ☆患者さんに直接渡すことは出来ない(前治療先と新治療先のやりとりになり、新治療先が決まったら、そちらに送付します、というような内容)
    ☆別途、資料にはお金がかかる

    この2点を告げられました。

    >その資料は、かぐやさんの当院への来院が来年でも、速やかに送って頂いて結構です。調べた上で、足りない資料の請求など忘れられないうちに処理したいと思うからです。

    ありがとうございます。
    今月中(あるいは8月の初旬までに)に、実行に移します。
    なにから、なにまで、相談に乗っていただきありがとうございます。

引用返信 削除キー/

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