| 10才3ヶ月の息子が骨格性の下顎前突のため、2年半前から矯正治療を受けております。 まず口腔内にリンガルアーチを入れ上の前歯を裏側から押しかなり傾斜させて下の前歯に被せました。 その後8才8ヶ月〜9才2ヶ月までの半年間、フェイスマスクで上顎の前方牽引を行い、オーバージェットが4mmになったところで終了しここ1年間は経過観察しております。 先日精密検査をしたところ、まだ上顎が後ろにあるのは変わっていないことがわかりました。 初診時には「上下顎骨の位置関係を改善するために上顎を出せるだけ出す」との治療方針でしたが、この2年半でほとんど骨にはアプローチできていないまま、前歯の傾きだけで何とか反対咬合を治している現状です。 以下が詳しい数値です。 N−S=66.8、A’−Ptm’=47.6、A’−Ms=28.6、Gn−Cd=109.8、 SNA=76.1、SNB=76.1、ANB==0、Mandibular plane27.9、 Interincisal=121.7、L1toMandibular=91.3、 U-1 to FH plane=119.1、オーバージェット2.3mm、オーバーバイト2.3mm、6才臼歯は山と谷で噛んでいます。
(1)上記の状態で顔貌はそこまで受け口っぽくない10歳児の場合、先生ならこれからマスクで上顎骨の牽引をされますか? もしされないなら理由は何ですか? (2)上顎の歯の状態は、6E×C2112C4E6で全ての乳歯が動揺しています。もし上顎を牽引する場合、骨だけに作用できればいいのですが、更に前歯が傾斜したり、奥歯が前に移動して横の永久歯が生えるスペースがなくなるようなことは起こるでしょうか?もし起こったら将来抜歯しないと戻せないでしょうか?
上下顎骨の位置関係を改善することに今さら拘ることが、将来抜歯につながるのではと不安に感じています。ご回答よろしくお願いします。
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