| ひるま先生はじめまして。 矯正治療を始めて3年、41歳の女性です。 ディスキングにより軽度の叢生をなおした後、側面から見た顔貌の変化についてご相談します。
最初の診断では、上唇の軽度後退感あり、骨格性の上顎前突、上下顎の基準点の位置の後退、 上下の前歯の角度は標準、親知らず4本とも埋伏、右の第一大臼歯は反対咬合、 上顎のスペース不足は-1.27mm、下顎は1.49mm余っている、 治療方針としては親知らず含め抜歯は必要なくディスキングでいけるだろうとのことでした。 矯正を受ける前、他に3軒相談に行きましたがいずれも抜歯不要と言われたので、 この治療方針は妥当なのだろうと思います。 検査の際、口元が少し前に出ているのが気になると伝えましたが、そんなことはないと言われました。
治療の過程で、大臼歯の反対咬合の改善に手間取り (インプラントアンカーは使わずワイヤーだけで引っ張り出す方法で、 先生はこれをなおさない方が早く終われるのに、 これは子どものころにやっておくべきことだ、と話していました)、 当初2年の予定が3年かかってやっと歯並び自体はきれいになり 奥歯のかみ合わせもよくなりました。 しかし、上下の前歯のかみ合わせが当初2mmだったのが若干深くなり、 前後は食べ物がかみ切りにくいほど離れています。 つまり、治療前より上の前歯が出ているのだと思います。 そして、口が閉じにくくなり、閉じるとオトガイにしわができるようになり 下唇を突き出したような感じにしないと閉じることができません。 横顔も、昔の写真と比べて口元が出ている感じがします。 また、若干ガミースマイルだったのがなぜか改善されました。 現在前歯を後ろへ下げるべくゴムかけをしており、 3ヵ月経ちましたがほとんど下がっていません。
先生にお聞きしたいことは、 床矯正ではなくディスキングによる方法でも口元が突出することはあるのか、 それは削る量が足りなかったからなのか、 また最初に口元の前突感が気になると伝えており診断も骨格性の上顎前突とあるのに それを矯正する必要はなかったのか、 これから前歯を下げるにはどういう治療をしたらよいのか、という点です。 ちなみに、先生は大学で矯正の勉強はされたようですが矯正専門の医院ではなく、 認定医でもありません。
お忙しいところ恐縮ですが、 ご回答いただけましたらたいへん参考になりますのでよろしくお願いいたします。
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