経済新聞「フジサンケイビジネスアイ」(2005/8/5)
患者と心からのコミュニケーション
ひるま矯正歯科は、今から二十七年前の一九七八年東京都立川市で最初の矯正専門医として誕生した。「当初は、まだ歯科矯正(歯列・歯並び)の認知度は低く、矯正専門の医院は全国で数十件ほどでした」とひるま矯正歯科の院長晝間登喜男氏(61)は、創業時の苦難を振り返る。これまで三千三百人を超える患者を治療し、医療と口元の美しさの調和を求めてきた。
同医院は、矯正治療の「ゴール」を明確に設定し、これに基づいた計画書を作成、患者に丁寧に説明して治療を行う。ここでいう「ゴール設定」とは、歯が単にまっすぐきれいに並ぶだけでなく、顔全体の中で自然な口元になっていること。「笑った時や口を閉じたとき、自然で調和のとれた状態を目指しています」と語る副院長の晝間康明氏(34)の言葉には、自然と熱がこもる。
(記事より一部抜粋)