| はじめまして。 もうじき51歳ですが、額変形症についてご相談させていただきます。 少し長くなりますが、経緯を先に申し上げます。
4月ごろ、勤務先の近所の歯科医でクリーニングしたところ、 左上1番の裏に半分ほど重なっている2番が虫歯になっており、このままでは治せないと言われ、新人医師らしい先生に矯正を薦められました。 ちょうど、数ヶ月前から左上の1番が左下の2番(叢生)に食事のときに時々 当たりだしてきて気になっていたたため、紹介された水道橋の大学病院にいきました。 そこでは検査を薦められ、レントゲン等の検査をしました。 後日の結果では手術して下あごを詰める方法を提案されました。 矯正の先生いわく、『多くは無いが、年齢的にも珍しくなく、症例としては顎きりは年間200は行っているので大丈夫』と言われ、一旦帰りました。 念のため口腔外科の先生の話を聞きたいと申し上げ、後日うかがったところ、 同様の説明を受け、そのまま治療を進めて行く空気になりました。 この時点でのデメリットの説明は、矯正により『歯の根が丸くなる可能性がある』、『重なっている歯がまっすぐになるため、その間の歯肉が落ちて見える』、 『手術により痺れが残る可能性が少しある』ということでした。 しかし、それほど大げさな感じではなかったので、安易に考えてスタートしました。 保険治療に切り替えたため、当初の支払いから一部返金されました。 この後、再び勤務先近くの歯科医でいつもクリーニングして頂いている院長先生に矯正の話をしたところ、大反対されました。 理由は以下のとおりです。 1.若い人でもないのに今更苦しい矯正を何年もして、リテーナー期間もあるんですよ。簡単なことではない。 2.うちの患者さんでもノイローゼになっている人もいるくらいです。 3.そんなことしなくても、虫歯は別の方法で治せばいい。きれいには直らないけど。 4.その大学病院の先生はリスクや細かい説明をしてくれてOKしましたか?
などなどです。 大学病院では抜歯の予約を入れていましたが、それまでの間に下の6番にバンドを入れました。 このバンドのフックによる痛みやイライラが一週間でピークになり、上記の忠告とあいまって怖くなりました。 その間、インターネットでいろいろ調べると、怖い話ばかりが目に付き、 聞いていないデメリットもたくさんありました。 実は10年ほど前に歯周病を経験し、歯槽骨が若干下がっているそうですが、 この件も歯根吸収の件も、たいした説明も無かったです。 インターネットで見た話がどれほど正しいのかは不明ですが、以下のやり取りです。
・歯根吸収はどの程度の可能性ですか? →『予想はつかないが、無いことを願ってます』 ・歯槽骨はもともと少ないようですが、大丈夫でしょうか? →『手元に資料がないのではっきりはいえませんが、たぶん大丈夫です』 ・私の年齢で歯根吸収や歯槽骨に悪影響が出て、やらない方がよかった、 なんてことになると本末転倒ですが、いかがですか? →『歯周病進行形でとてもひどい人でも歯は動きますから大丈夫です』 ・矯正すると原因不明の不定愁訴や顎関節症との関連性もあるそうですが、 いかがでしょうか? →『耳が痛いなぁ...でも、そんな話は聞いたことが無い。』 『矯正治療とはまったく関係ない』とのことでした。 ・このまま矯正せず、受け口のまま過ごすとデメリットはありますか? →『神のみぞ知る』 ・今の食事のしづらさ(前歯の当たり)を改善する方法はありますか? →『回答なし』
でした。 この先生は指導医、専門医、認定医のすべてをもっている方ですので、 優秀な方だと思いましたが、私の心配や質問の意味がレベルが違いすぎてお分かりにならないのだと感じました。
ますます怖くなり、先月中旬に取り付けしたバンドを外してもらい抜歯をキャンセルし、お詫び申し上げて中止しました。
その後、今までいろいろと調べて、恐怖と心配で日々をすごしています。 そんなところで、自宅近隣でご相談できるところを探していたところ、OPひるまさんを発見しました。 HPを見ても、こちらの質問コーナーを見ても、患者に寄り添ってくださる気持ちが伝わりました。
以上が経緯です。 以下質問させてください。
1.50才を超えても矯正する方は本当にいるのでしょうか?可能なのでしょうか?(実際はそういう広告で客寄せしているところが多いだけでしょうか) 2.上記と重複しますが、額変形症の(下顎前突)の手術は可能でしょうか? 3.今までは前歯は上下で接触しませんでした。仮に奥歯が磨り減ったとしても、 受け口が一層ひどくなるものと思っていましたが、逆の減少です。 通常は加齢に伴って一層受け口になるわけではないのでしょうか? 4.もともとはかなりの猫背でしたが、昨年末から今年の年始にかけてトレーナーを付けて筋トレダイエットを行いました。 15キロほど痩せたと同時に姿勢が変わり、背筋が伸びました。 この影響で顎の位置が前に引っ込んだ可能性はありますか? 5.詰め物、被せ物の高さで不定愁訴が出る人がいるというのは本当でしょうか? もしそうなら、矯正で歯を動かす場合、移動中は相当高さが変わります。 また、終わってもその高さが本当に合っているかどうかは分かるものなのでしょうか? 相当な厳密さと技術が必要だと感じていますし、きれいに並べると余計に不可能だとも考えてしまいます。 最後の微調整は健康な歯でも削って調整することがあるそうですが、OPひるまさんでもやはり同様ですか? 6.額変形症を治さずに、このまま食事の不具合を改善する程度の治療(前歯の初期接触)は選択肢として可能でしょうか?
本来であれば、伺ってお話をすればいいのですが、少々心理的にまいっております。 毎日毎日この件ばかりを考えて、眠れない状況です。 お伺いする元気が出る前に、お尋ねしたく、よろしくお願いします。 長々と申し訳ありません。どうかお許しください。
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