OPひるま歯科 矯正歯科 質問コーナー

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■3455 / 親投稿)  歯の移植について
□投稿者/ mana -(2008/02/25(Mon) 17:24:44)
    移植した歯について、ひるま歯科の先生の意見を聞かせて頂きたく相談に来ました。
    私は、右下7番に右下8番を移植し、その後矯正を開始しました。
    右下7番は、根が完全にだめになり何度も膿が溜まる状態になっていました。
    最近その事実を知った大学の先生から
    「歯の移植は問題があり、移植した歯は年数が立つと使用できなくなるため
     この場合はインプラントをすべきだった。かみ合わせにも影響が出る」
    というお話をされました。途中からはあまりのショックによく覚えていません。

    歯の移植は矯正をする場合、選択してはいけなかったのでしょうか
    (矯正歯科と一般歯科の先生でお話されて決定したのですが)
    今からインプラントにして矯正をやり直したほうがいいのでしょうか。
    (現在は術後矯正まで進んでいます)
    このままにしていた場合、この歯はどうなってしまうのでしょうか。

    ここまできて、間違いを指摘され絶望しています。
    この後、どうして行けばよいのかアドバイスをよろしくお願いします。
引用返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■3456 / ResNo.1)  Re[1]: 歯の移植について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/02/26(Tue) 17:46:11)
http://www.hiruma.or.jp
    2008/02/26(Tue) 17:47:27 編集(投稿者)

     <最近その事実を知った大学の先生>とは、manaさんの過去ログから顎手術を担当した口腔外科医かと思いますが、「歯の移植は問題があり、移植した歯は年数が立つと使用できなくなるため、この場合はインプラントをすべきだった。かみ合わせにも影響が出る」という意見には、矯正医として素直に賛同することはできません。発言が医療人として不用意過ぎる気がしますが、過去ログにある<(担当の矯正医は)元々口腔外科医に対してライバル心を持っていた>という感情は口腔外科医の方も同様であって、(manaさんにはいい迷惑ですが)双方の気が合わず仲が悪いのではないかと疑います。
     右下7番が、所見から要抜歯と診断されたかぎり抜歯は妥当な選択であり、抜歯すればそのスペースに歯科的に何らかの対応をしなければいけないのは当然なことです。その際に考えられるのは、8番の近心(前方)移動による7番化、移植、放置(矯正後に補綴)などで、その中から矯正医はそれぞれのメリット、デメリットを勘案したうえで、さらに一般歯科医の意見も取り入れて移植を選択したと推測できます。重要な点をどこかで読み落としているのかもしれませんが、矯正前に抜歯した部位にインプラントを入れるのは無謀でしかなく、矯正医の選択肢としては通常ないはずです。そもそもインプラントは動かない歯ですから、矯正治療の大きな障害になってしまいます。その点で、口腔外科医が矯正歯科治療にどの程度の理解と認識を持っているのか、疑問に感じます。
     移植は比較的よく行なう処置で、患者さんの年齢や移植床(移植する解剖学的場所)の状態そして外科医の力量に関わりますが、当院での症例でもほとんどすべていまだに十分機能しています。抜歯した右下7番の所に8番を移動させられれば、恐らくそれが一番良いのでしょうが、8番が水平に埋まっていたりすると、それを起こして7番の位置まで移動させるには、プラス2年ぐらいの期間延長が必要となりますので、その点も担当医は考慮してその選択肢を排除したものと推測します。
     <この後、どうして行けばよいのか>
     今回のご質問事項に関しては、全面的に矯正医の判断を支持します。インプラントを望まれるのであれば、矯正治療後に行えばいいことです。その時点でできるかどうかはインプラント専門医の診断が必要ですが、インプラントも脱落やトラブルは多く、歯科のクレームでいま最も多いのがインプラントに関するものと聞けば、費用の高いこととリスク(デメリット)を十分理解して臨まれることです。
引用返信
■3457 / ResNo.2)  Re[2]: 歯の移植について
□投稿者/ mana -(2008/02/27(Wed) 23:20:15)
    お返事ありがとうございました。
    移植の歯については確かに口腔外科医から言われた事です。
    この8年痛みに耐えて頑張ってきたことが、全て無駄になるのかと
    絶望的な気持ちでしたがひるま先生から回答を頂いて救われました。
    お医者様に限らず、仕事をする上である程度のプライドは必要と思いますが
    それに振り回される患者の気持ちを考えて欲しいものです。

    ただここまで色々相談に乗ってくださった先生方には感謝していますので
    この先も矯正歯科医とも大学病院ともうまくやっていこうと思います。
    インプラントについては、私も実際ネットで調べた結果、選択はしたくない
    と思っていましたので、治療は移植の歯で行っていきます。
    移植の段階で残りの親知らずを将来また移植する時の予備として
    残していますのでインプラントを選択することはないと思います。

    報告が遅くなりましたが、矯正歯科医とはこの間お話する機会もあり
    また治療経過も見ていただき、わだかまりはなくなりました。
    アドバイスありがとうございました。
引用返信
■3458 / ResNo.3)  Re[2]: 歯の移植について
□投稿者/ mana -(2008/02/27(Wed) 23:21:25)
    すみません。またチェック忘れていました。
解決済み!
引用返信

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■3450 / 親投稿)  成人矯正の是非および治療方法について
□投稿者/ VITAE -(2008/02/12(Tue) 21:45:29)
    晝間先生、はじめまして。お忙しい中、お世話になります。

    私は、幼少時から就寝時の舌癖があり、開咬となった26歳の女性です。
    今年度より大学院に進学することが決まり、新生活を機に、
    成人矯正をするか否か悩んでいるため、ご相談申し上げます。


    1、成人矯正のメリットについて

    現在の歯の状態は、1cm〜1.5cm程度上下の前歯に隙間があり、
    奥歯が2対程度しかかみ合っておりません。
    また、上の歯は揃っているのですが、下の歯は生来2本(2番辺り?)足りません。
    もっとも、ギリギリ唇は閉じるので、審美的には満足しています。
    現在お世話になっている一般歯科の先生には、噛み合っている歯の負担が大きく、
    このままでは早晩4、50代で駄目になる可能性があるとご指摘を受けました。
    ただ一方で、歯根消滅等成人矯正のリスクは相当高く、今不自由がないならば、
    積極的には矯正は勧めないとのお話もありました。
    実際、当サイトに寄せられている皆様の嘆き(No3144さん等)を見るにつけ、
    健康になるどころか、問題なく成功する可能性の方が低いように感じてしまい、
    成人矯正に対する不安は募るばかりです。
    特に、私の場合は、開咬の度合いや歯の欠損等、一見して難例のようです。
    歯根が磨耗し結果的に歯が駄目になるなら、矯正しない方がいいのではないか、
    噛み合わせや審美的要素が悪くなるなら、矯正しない方がいいのではないか、
    痛みや舌癖の克服に努めて失敗するなら、矯正しない方がいいのではないか……
    果たして、このような様々な大きなリスクを取ってもなお、
    人生の貴重な時期に成人矯正するメリット、価値はあるのでしょうか?
    多分に価値観を含む問題であり、お忙しい中、お時間をいただくことは
    大変恐縮なのですが、先生のご意見をお聞かせくだされば幸いです。

    2、矯正器具について

    新生活に向けて時間も押しており、すでに数軒の矯正歯科医の先生に
    ご相談をいたしましたが、先生の数だけ治療方針に違いがあり、
    戸惑いを隠せません。ご助言お願い申し上げます。

    @ MEAUについて
    晝間先生と同じく70年代から矯正歯科をなさっているご経験豊富な先生によれば、
    特殊なワイヤーMEAU(Multi Edge Arch U???)の装着及び
    場合によってはヘッドギアを装着することになるとのことでした。
    そして、このMEAUは、理論的には証明されていないものの、
    私のような開咬の症例には経験的に効果的だと実証されている旨伺いました。
    そこで質問なのですが、MEAUとスタンダードエッジワイズテクニックでは、
    どちらが開咬治療に適しているのでしょうか?

    Aヘッドギア/インプラントについて
    他方、ヘッドギアに躊躇していたところ、ご自身もヘッドギアの成人矯正なさった
    比較的歳若い先生に、ヘッドギアを代替するインプラント矯正を勧められました。
    その先生によれば、開咬治療にヘッドギア等での固定は不可欠であるところ、
    インプラントの方がヘッドギアよりも審美的要素に優れていることはもとより、
    比較的痛みが少なく、治療期間も短く、開咬治療に適しているとのことです。
    また、その医院では、ワイヤーはオーソドックスなものを使用するようです。
    正直なところ、私はヘッドギアには年齢的に心理的な抵抗がありますので、
    ヘッドギアをしなくてもよいなら、それに越したことはないと思っております。
    しかし、当サイトを拝読し、インプラントの危険性(No2082等)を認識致しました。
    この点、インプラントそのもののトラブルについてはよくわかったのですが、
    固定歯のコントロールの問題について、もう少し詳しくお話頂けるでしょうか?
    (万が一、私が過去のログを見落としていたら、申し訳ありません。)
    また、晝間先生がなお『絶対的にインプラントが必要』と思われた症例とは、
    どういったものを指すのでしょうか?開咬はそれにあたりませんか?

    長々と恐縮な限りですが、ご回答どうぞ宜しくお願いいたします。
引用返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■3453 / ResNo.1)  Re[1]: 成人矯正の是非および治療方法について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/02/15(Fri) 15:45:13)
http://www.hiruma.or.jp
     <成人矯正に対する不安は募るばかり>
     当院は医院名どおり矯正歯科専門の歯科医院ですが、昨年の実績からみるとひと月に診る矯正患者数はおおよそ500名、一年間の新患数(検査をして矯正することになった患者数)は約150名です。今回VITAEさんのご質問にお答えするために受付に聞いたところ、そのうち20才以上の矯正患者さんは7割強だそうですから、毎月350名以上の成人に矯正治療を行い、年間100名以上の新しい成人の矯正患者さんを受け入れていることになります。
     時代とともに患者の年齢層が変化しているのは確かですが、成人患者が増えてきたこの15年〜20年、数多くの成人の矯正治療に関わってきながら、司法に委ねる事案はもとよりこれといった大きなトラブルもなく今日に至っています。単に運が良かっただけかもしれませんが、知るかぎり、専門的にみて質の高い治療をしている矯正医はどこも同じようなもので、大きなトラブルを抱えた話をあまり聞いていません。トラブルは起こるべきところに集中して起きているというのが、筆者を含めた矯正医仲間の共通した意見です。
     この質問コーナーを設けている主旨は、悩める矯正患者さんの相談相手になることと、<天に唾する>不心得な矯正医を排除し健全な矯正歯科界を醸成したい、というところにあります。それだけに、この質問コーナーを読む一般の方からすると、世の中には<為にならない>矯正医が数多くいるように思え、ひたすら不安が募るばかりかと思いますが、(成人)矯正治療をしてよかったと思っている人達の声は聞こえていないだけでは、といったら思い上がりでしょうか。
     
     <成人矯正のメリットについて>ということですが、矯正を煎じ詰めていえば、広義の予防歯科ということができます。不正咬合の状態によって予防的価値や意味は異なりますが、VITAEさんの今の歯列・咬合状態を投稿から推測すると、いずれ義歯の装着が必要になった時に、歯科医はまず義歯の作りようがないように思います。口腔衛生に十分気をつけるから大丈夫とお考えになるかも知れませんが、26歳の今の状態をいつまでも保ち続けるには限界がある、と考えておくべきかと思います。
     40代、50代の矯正患者さんはもう珍しくもありません。昨年聞いた話では、80代の女性がしかも二人(医院は別ですが)、本格矯正を始めたということです。又聞きなので詳しい事情は分かりませんが、少なくとも今はそういう時代です。それでも、矯正治療を受けるかどうかは最終的にその人の価値観の問題ですから、選択は自己責任でして頂くしかありません。
     前歯部の開咬が10〜15ミリ、下顎前歯部に先天性の欠損歯が2本で、咬合しているのが大臼歯部のみ(らしい)という状態は、不正の度合いとしてはかなり重度で、ご認識のとおり難症例(タフケース)だと思います。すでに数軒の矯正歯科で相談され、相談毎に治療方針が違うことに戸惑われる気持はよく分かります。治療方針は矯正医のテクニック、経験、治療哲学等々によって異なることは、今後も避けようがないのが実情です。その中で、VITAEさんの治療は外科矯正の可能性が高いと、個人的には考えています。
     お尋ねのMEAWテクニックについては、過去ログが一つあります。
    http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=2673&type=0&space=0&no=0
     差し障りがあるため、この件についてはこの回答以上のことは書きません。いかなるテクニックにおいても絶対というものは存在せず、思い通りの治療ができるかどうかは、自分の治療哲学に合ったテクニックをいかに使いこなすかに掛かっています。なお、自分のことを含めて<70年代から矯正歯科をなさっているご経験豊富な先生>の矯正を、必ずしも良しとは思いません。矯正に経験と知識と技術は大事ですが、気力と体力と進取の気性も大きな要素だと考えています。振り返っても40代〜50代までが盛りで、もちろん人によりけりですが、65才は大きな節目だと思います。認定医や指導医の資格の有無など、ましておやという感じです。
     
     インプラント矯正については、ご指摘の過去ログ当時とは状況も考えもだいぶ変わりました。濫用はすべきではないと思いますが、効用や外科的諸問題についてはかなり肯定的に受け入れており、もう一つの武器として発展するであろうし、それはいいことであろうと考えています。
     <固定歯のコントロールの問題についてもう少し詳しく>ということですので、固定に関する過去ログに少し手を入れて説明します。以下、
     矯正治療におけるインプラントの意味を理解するには、固定(こてい anchorage)の概念を知っておく必要があります。(矯正的)歯牙移動の仕組みは、歯同士の引っ張りっこ(綱引き)であり、矯正治療の基本はその<引っ張りっこ>によって、動かしたい歯をいかにスムーズに目的の場に移動させるかと、移動させてはいけない歯をいかにそこに留めておくか、の組み合わせから成り立っています。そして、この<移動させてはいけない歯をそこに留めておく>ことを固定といいます。
     ヒトの歯は、放っておくと奥の歯が前に移動する性質があります。たとえば、上の前歯をできるだけ引っ込めたい(後に動かしたい)ような場合というのは、逆に言えば、奥の歯は1ミリたりとも前に移動しては困るわけです。しかし、ヒトの歯は生理的に前に出やすいので、単純に前歯と奥歯の<引っ張りっこ>では、前歯が十分引っ込まずに奥歯が前に出ることになります。
     そこで、前に移動して欲しくない奥歯に対して、固定の補強(加強)が必要になります。そのためにワイヤの曲げ、ヘッドギア、ホールディングアーチ、ゴムなど色々な工夫がなされるわけですが、その加強固定の一つとしてインプラント(矯正)があります。この方法は理論としてはかなり以前からあり、一部の大学で試験的に行なったものが昔の論文にありますが、ポピュラーになって来たのはインプラントの技術が進歩したからです。
     以上ですが、VITAEさんのケースへのインプラントの応用は、大臼歯の挺出(伸びて高くなること)を抑えることから、さらに圧下(押し込んで低くすること)を考えているかと思います。ただ、VITAEさんのケースにそれが適切かどうかは、判断する立場にありませんので言及しません。
     <『絶対的にインプラントが必要』と思われた症例>
     これについてはすでに触れているかと思いますが、固定源となる大臼歯が欠損したケースを主として、最大級の固定を必要とする症例が適応症です。ただ開咬というだけで、それがインプラント矯正の適応かどうかという判断はできません。当院では、すでにすべての臨床を副院長が行っていますので定かではありませんが、開咬という理由で固定源にインプラントを打ったケースはないように思います。
引用返信
■3454 / ResNo.2)  Re[2]: 成人矯正の是非および治療方法について
□投稿者/ VITAE -(2008/02/16(Sat) 17:42:25)
    ご丁寧なご返信を本当にどうもありがとうございました。
    矯正の是非、治療方針等、信ずべき寄る辺なく心底迷っておりましたが、
    先生の誠実なご回答のおかげで、矯正に踏み出す勇気が持てそうです。
    幸運にも、4月からの転居先がひるま矯正歯科の近くになりますので、
    まずは、実際に診ていただくべく、早速予約をいたしました。
    (質問コーナーでお答えいただいたことも、お伝えしました!)
    長年のしつこい舌癖の克服、新生活との両立等、前途多難な道のりですが、
    私も<矯正治療をしてよかった>と思えるようになりたいと願っています。
    今後とも、どうか何卒、宜しくお願いいたします。


解決済み!
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■3447 / 親投稿)  NO TITLE
□投稿者/ mana -(2008/02/10(Sun) 17:44:27)
    先日は回答をありがとうございました。

    今回こちらの質問コーナーを拝見させて頂く中で、
    ふと疑問に思ったことがあります。

    私の治療計画(矯正歯科医作成)の中で
    「抜歯・非抜歯:A.L.D(-)で、切歯軸に特に問題ないため非抜歯」
    とありました。
    このケースで非抜歯は妥当なのでしょうか?
    ひるま歯科では、外科矯正の場合抜歯を推奨(言葉が違っていたらすみません)
    しているようですが、私は抜歯しなければいけないケースで非抜歯を
    選択されてしまったのでしょうか?
    これはどちらのケースだったのか判断する基準はありますでしょうか?

    検査結果は全て計画書という形で渡されましたが、専門用語が多く
    先生からも患者さんが見ても分からないからという理由で
    さらっとした説明だけで終わりました

    当初は特にそういうものか・・・程度でしたが
    最近気になり、分かる範囲では調べましたが
    やはり調べきれず、またこちらに質問させていただきました。
    よろしくお願いいたします。
引用返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■3449 / ResNo.1)  Re[1]: Tweed分析?
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/02/12(Tue) 19:35:27)
http://www.hiruma.or.jp
     どこかの回答で、<ひるま歯科では外科矯正の場合抜歯を推奨している>という様な書き方をしていたのでしょうか。抜歯か非抜歯かはあくまでも分析の結果ですから、<はじめに非抜歯ありき>という考えはありません。ただ、下顎前突症(受け口)の外科ケースでは、下顎の過成長(同時に上顎の劣成長)という場合が多いので、必然的に上顎は抜歯、下顎は非抜歯にはなりやすくなります。
     ただ、manaさんは、先の投稿を読むかぎり<左側下顎骨頭変形があり>、骨延長術を受けた特殊なケースですので、いわゆる外科ケースの一般論は当てはまらないと考えた方がいいと思います。
     A.L.Dは(Arch Length Discrepancy)のことだと思いますが、これはTweed分析の一つで、“下顎の”歯槽基底(歯が並ぶべき骨の部分)の長さと、下顎の歯牙幅経の総和(7〜7)との差を調べるもので、歯牙幅経の総和の方が大きくなれば歯は顎の中に並び切らないわけで、歯はデコボコ(叢生:そうせい)になるか前突することになるわけです。
     それが(ー)ということはDiscrepancy(差、ズレ)がないということで、担当医は非抜歯と判断する指標の一つにしたのだと思います。Tweed分析は、矯正歯科界で高名な故C.H,Tweedが考え出した分析法で、ことに<Tweed三角>が有名ですが、単純に3つの数値で表すだけに解りやすい分、数値だけで判断してしまい勝ちなところに、この分析法の陥穽(かんせい)があるように思います。下顎歯列を基準にするところがこの分析法の特長なのですが、それだけに、顎変形症の外科ケースにこの分析法はあまり適していません(担当医がこの分析法を用いているかどうかは分かりません)。
     その後改良されているとは思いますが、何せ40年以上前の分析法ですので、A.L.DやTweed三角などの用語を懐かしく想い出しました。
引用返信
■3452 / ResNo.2)  申し訳ありませんでした。
□投稿者/ mana -(2008/02/14(Thu) 21:35:57)
    抜歯をせずに矯正を行い、満足した結果が得られていない方への回答を
    読む内に、外科矯正は抜歯ありきというように誤解していました。
    私は受け口や叢生ではなかったので、ケースが違いました。

    丁寧な回答をありがとうございました。


解決済み!
引用返信

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■3446 / 親投稿)  毎回の咬合調整について
□投稿者/ kei -(2008/02/10(Sun) 10:11:59)
    度々の質問恐縮です。
    現在通っている矯正歯科では毎月一回のワイヤー調整の後、
    必ず咬合調整ということで歯を削られます。
    
    方法はまず寝た状態で赤い紙を噛み、先生が顎を持ち、
    力を抜いた状態でカチカチと上下の歯を接触させます。
    次は青い紙を噛み、自分で歯を左右にすり合わせます。
    その後に削ると言う感じです。
    
    もう一年近く毎回行っており、気に留めてなかったのですが、
    最近急に不安になってきました。こうも毎回咬合調整で
    歯を削るものなのでしょうか?
    
    よろしくお願い致します。
    

引用返信

▽[全レス2件(ResNo.1-2 表示)]
■3448 / ResNo.1)  Re[1]: 毎回の咬合調整について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/02/12(Tue) 19:34:25)
http://www.hiruma.or.jp
     <度々の質問>というkeiさんとは、下記の方でよろしいでしょうか。
    http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=1196&type=0&space=0&no=0
     そうだとすると、最後の文面に<違う病院(フォードオピニオンの病院)に転医しますが、とてもよく説明してくださるいい先生>とありますので、この話はその転院先の先生のことと理解します。<こうも毎回咬合調整で歯を削るものなのか>という疑問に、その担当医はどう答えているのでしょうか。このご質問の回答は正直書きにくく、今の<とてもよく説明してくださるいい先生>が答え、それにkeiさんが納得してくれればそれでいいと思うのですが。
     ご質問に対するコメントを一言でいえば、それは学派の違い(あるいはある一学派の考え)です。咬合調整(削合:さくごう)という作業は、不可逆的(元に戻れない)行為ですので慎重であるべきはいうまでもありません。非常にデリケートな作業であることから、外科矯正のように(手術によって)一日で咬合が大きく変るような場合を除き、矯正の診療日ごとに咬合調整をする矯正医はかなり少数派だと思います。
     咬合調整の善し悪しについては触れませんが、ワイヤで歯をコントロールする矯正治療では、削合ほどの微調整はできません。しかし、矯正治療によって基礎となる部分をあるべき状態にし、保定あるいは保定後に、内側の舌と外側の唇や頬といった筋肉の均衡によって、自然に調整が行われるのが望ましい、というのが機械的に咬合調整しない派の考え方です。歯に物の挟まった言い方しか出来ませんが、これをもって回答とします。
引用返信
■3451 / ResNo.2)  Re[2]: 毎回の咬合調整について
□投稿者/ けい -(2008/02/13(Wed) 16:01:10)
    ご回答ありがとうございます。

    >  <度々の質問>というkeiさんとは、下記の方でよろしいでしょうか。
    > http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=1196&type=0&space=0&no=0

    いいえ、別の方です。

    私のかかっている先生は「噛み合わせから来る全身の症状を
    改善する・・・」というのをモットーにしているのですが、
    やはりこうも毎回歯を削る矯正の先生は少ないですよね・・・

    話はずれますが大臼歯バンドの一つが明らかに大きく、つねに
    噛みあっていない状態でした。その不安を申し上げても
    「大丈夫」と仰られ、今度は下の前歯の装置が、上の前歯に
    当り、常に噛みあっていません。
    (大臼歯バンドの方は約1年経過した去年に外してもらいました。)

    噛み合わせを大事に見てくれる所を探したのに、こんな風になるなんて
    想像していませんでした。最近は頭痛も出てきました。矯正の装置が
    噛みあう歯に当たるのは普通の事でしょうか?

    だいぶ話がずれましたが、咬合調整の件に関しても1年近く
    毎月行われてきたので、もう元に戻せないのではないか?
    と遅かれ最近気が付きました。


引用返信

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■3439 / 親投稿)  矯正歯科医師の心情について
□投稿者/ mana -(2008/01/31(Thu) 14:06:42)
    初めまして。
    矯正を始めてから今年で7年、術後矯正に入っているものです。
    通っている矯正歯科は、矯正専門で日本矯正歯科学会の認定医です。

    私は矯正医の意思に従わないことが2回ありました。

    @私の矯正には、外科手術が必要とは思えないが患者が望めば仕方がない。
     と言われより良くなるために外科手術を選択しました。
     
    A外科手術前に矯正医から「骨延長は痛みが強いからやらないように」と
    言われましたが(私は、左側下顎骨頭変形があり、それにより開咬・左右非
    対称・クリック音など色々不具合が発生していました。)
     「骨延長をしない場合、見た目が変わるだけで根本的な解決にはならない」と
     いう口腔外科医の言葉を信じて延長をしました。
     また矯正医は非抜歯を考えていましたが、口腔外科医の方針で親知らずを1本
    抜歯しました。

    私は矯正医のプライドを傷つけてしまったのでしょうか?
    元々口腔外科に対してライバル心を持っていたようで、それいらい何かというと
    「言うとおりにしないから〜(笑いながらですが)」と言われ
    担当もそれまで院長先生だったのが、一緒に勤務している女性の歯科医
    (こちらも認定医)に相談もなく変えられました。
    矯正の結果については非常に満足しているため、どうにか関係を改善し
    感謝の身持ちを伝えたいと思いましたので
    同じ矯正歯科医としての心情を聞かせていただければと思います。

    追加で矯正についても相談に乗っていただけますか。

    外科手術後の開口訓練を、痛みを伴うためさぼり気味でした。
    その結果、口がいまだに3cmしか開きません。
    この状態で術後矯正を終えて、リテーナー装着まで持っていくことは
    できるのでしょうか?
    また開口訓練をしなくても口は自然に開くようになる(目標は4.5cmです)と
    いう記述をネット上で見ますが、先生の所で術後矯正中の患者さんがたは、
    開口訓練はしていますか?
    現在は、矯正医・口腔外科医両方から指を使用しての開口訓練を続けなければ
    口が開かなくなるといわれています。
    私は痛みに弱いため精神的に辛くてたまりません。

    色々と長くなりましたが、回答いただける範囲でよいですので
    どうぞよろしくお願いいたします。
引用返信

▽[全レス3件(ResNo.1-3 表示)]
■3440 / ResNo.1)  Re[1]: 矯正歯科医師の心情について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/02/02(Sat) 17:03:25)
http://www.hiruma.or.jp
    2008/02/03(Sun) 09:07:54 編集(投稿者)

     <同じ矯正歯科医としての心情を>ということですが、矯正歯科医とて一介の人間、10人いれば十人十色で、悟り切ったような寛大な先生もいれば、嫉妬心も猜疑心も人一倍という矯正医も少なくありません。あえて偏見の誹りを恐れずにいえば、歯科医という一国一城の主(あるじ)の中にあって、とくに矯正歯科医という人種はよく言えば個性的、悪くいえば独善的でプライドが高いというのが相場です(矯正医の自己分析ともいえますが)。
     manaさんの質問の主旨からズレていることを承知で前口上を述べましたが、これは読み捨てていただくとして、manaさんが<矯正の結果については非常に満足している>というかぎり、矯正医も納得しているはずで、manaさんが悶々とするほどmanaさんに悪感情を持っているようには思えません。<私は痛みに弱い>というmanaさんが、よく骨延長術に耐えたと思いますし、だからこそ今の結果があることを思えば、担当医も満足しているはずです。
     親知らずの抜歯はさらに問題性が低く、いわゆる非抜歯矯正というのは一本も歯を抜かないのではなく、原則的に親知らずだけは抜くものです。矯正医の方針とは異なるとはいえ、それが歯科医の面子に関わるほどの大問題だとは思えません。
     矯正医のプライドが傷ついたかどうか、その辺りのお互いの心の機微までは分かりませんが、manaさんに<感謝の気持ちを伝えたい>という想いがあるのであれば、是非伝えるべきです。感謝されて気分を害する人はまずいないでしょうから、あとは感謝の気持ちをどう伝えるかでしょう。
     たとえば一つの方法ですが、2月14日のバレンタインデーにかこつけて、小さなチョコレートに感謝の気持ちを短く手書きしたものを添え、出来ればその日(14日)に足を運んで受付に言付けて渡すか、14日は木曜日で休診日の歯科は多いので、休みであれば(後ではなく)前日にでも届ける、というのはどうでしょう。お節介ついでにいえば、チョコレートは1000円程度の高級でシンプルなもの(たとえばゴディバなど)が相応しいでしょう。なお、いうまでもなく渡すのは今の女性担当医でなく、必ず院長にと伝えることと、メッセージの中に院長名とmanaさんの名前を忘れずに入れることです。

     開口訓練についてですが、これまで当院の外科矯正の患者さんで、術後に開口に問題を残したケースを経験していません。特別に開口訓練は指導していませんが、術後ある程度の期間が過ぎたら、徐々にゆっくり大きく開く練習をしてもらうことで、数ヶ月後に標準的な開口量に皆さん回復していましたので、開口訓練という意識は今もあまりありません。そのため、根拠をもってアドバイスできませんが、顎骨に機能的な問題がなければ、開口訓練で標準的な量まで開口できるようになるはずです。この訓練は、口腔外科医の指導の下で行なうのが望ましいと思いますし、訓練で回復するのであれば頑張るべきだと思います。なお、開口訓練には矯正中かリテーナーになっているかは関係ありません。
     ちなみに、先ほど下顎前突症の外科患者さんですでにリテーナーも終了かという患者さんが見えたので、開口のことを聞いたところ、顎間固定のとれたその日から開口練習をするよう指示され、その人は3ヶ月ぐらいで普通に開口できるようになったということでした(参考までに)。
引用返信
■3441 / ResNo.2)  Re[2]: 矯正歯科医師の心情について
□投稿者/ mana -(2008/02/05(Tue) 10:38:20)
    回答を読んだ結果、私が気にしているほど
    院長先生は問題にしていないのかも
    と思えるようになりました。
    バレンタインデーには感謝の気持ちを伝えてみようと思います。

    開口訓練については、口の筋肉が鉄のように硬く
    まったく開く気がしませんが、地道にリハビリしていくうちに
    いつのまにか・・・となるのでしょか。
    もう少し続けてみます。

    親身な回答に気持ちが楽になりました。
    相談に乗っていただきありがとうございました。


    最後になりますが、骨延長について一言書かせてください。
    調べた感じでは痛みも少なく画期的な治療・・・という
    良い面のみ書かれていますが、私は場合まったく違いました。

    延長中は、は鎮痛剤をどんなに量を増やしても強いものに変えても
    まったく効かず、夜は眠れないまま転げまわってました。
    (普段はできるだけ薬を飲まないので、体が慣れて効きにくいというわけではないです)
    最後は注射(中身は弱いですが麻薬です)でごまかす毎日でした。

    今またあの痛みに耐えてまで延長をするか?と聞かれたら
    躊躇すると思います。

    ですので延長に臨む方は、覚悟が必要かな・・と思います。
    かってなおせっかい失礼しました。
引用返信
■3442 / ResNo.3)  Re[3]: 矯正歯科医師の心情について
□投稿者/ mana -(2008/02/05(Tue) 10:39:02)
    解決済みを入れ忘れました。
解決済み!
引用返信

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